ヤニス・バルファキス
『父が娘に語る経済の話』の著者バルファキス氏による連載。今回のテーマは、欧州における緊縮財政復活の足音です。最悪のタイミングで繰り返される欧州指導者層の過ちとは?

「父が娘に語る経済の話」の著者バルファキス氏の連載。今回のメインテーマは、人工知能(AI)の闇です。AI革命の進展で、プレカリアート(不安定な労働者階級)が失いかねない最後の砦とは?

金融機関の破綻処理コストを小さくし、メガバンクの肥大化も防げる――中銀デジタル通貨はそんな存在となり得るが故に、ウォール街の恐怖心をあおっているという。

巨大IT企業の隆盛に伴い形成されたクラウド資本が「自分らしくあれ」と言い始めたとき、皮肉なことに、我々は自分らしさを失ったのかもしれません。

「父が娘に語る経済の話」の著者バルファキス氏による連載。今回のテーマは、欧米で燻(くすぶ)る金融システム不安です。銀行のありようを常々批判している同氏が考える代替システムとは?

米中冷戦が二度と後戻りできない分岐点を越えるか否かは、米国の貿易赤字を前提とする米中間の「闇取引」に対する中国の出方次第になりそうです。

「父が娘に語る経済の話」の著者バルファキス元ギリシャ財務相による連載。今回のテーマは、米国のクラウド資本に圧倒される欧州産業です。日本にとっても人ごとではありません。

西側諸国の左派には幻滅してきたと嘆くバルファキス元ギリシャ財務相。迷走に終止符を打ちたいならば、イラン全土に広がる抗議デモに目を向け、連帯すべきだと説きます。

ビジネス界の異端児イーロン・マスク氏はなぜ日本円にして6兆円もの大枚をはたいてツイッターを買収したのでしょうか?筆者は、テクノロジー封建領主になるために残された唯一の入り口だったからだと分析します。

2008年の金融危機以降、西側諸国が貨幣を毒したことで資本主義の腐食が進んだと筆者は指摘します。解毒剤はあるのでしょうか?

電力価格の記録的な高騰が続く欧州。その電力セクターは、自然独占の状態に仮想の市場を接ぎ木した場合に生じる失敗の代表例だと、筆者は分析します。

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ブレイディみかこ氏が「近年、最も圧倒された本」と評し、佐藤優氏が「金融工学の真髄、格差問題の本質がこの本を読めばよくわかる」と絶賛、25ヶ国で続々刊行の世界的ベストセラー『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』(ヤニス・バルファキス著、関美和訳)から、ハイライトを紹介します。

経済モデルの破綻を受け入れつつあるドイツ人。欧州の中で、ギリシャ人ほどこの感覚を理解できる者はいないと筆者は言う。

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西側諸国の政府当局は、無理な選択を迫られている。巨大企業や国家でさえ連鎖破綻へと追い込むのか、それともインフレを野放し状態にしておくのか。

ヒトラーとの交渉を否定することは、進歩主義者たちの道徳的な責務でした。しかし今、「プーチンのロシア」に対する軍事的な最終勝利を目指し、交渉による即時講和を否定することは重大な過ちだと筆者は問題提起します。

極右ポピュリストのルペン氏を破り再選を果たしたマクロン仏大統領ですが、「左でも右でもない」呪文を唱える中道派の政治家にありがちな落とし穴にはまっていそうです。

ロシアのウクライナ侵攻後、西側はオリガルヒ(ロシア新興財閥)への制裁を強めています。しかし寡頭制を意味するギリシャ語にちなむオリガルヒは、ロシアだけの問題ではありません。

気づかぬうちに、クラウドベースのシステムは私たちの選択を導く大きな力を獲得した。いや、導くというより、実質的に「命令する」力である。

紙幣・硬貨流通20周年を迎えたユーロ。期待された域内のコンバージェンス(収れんや格差縮小)は促進されず、むしろダイバージェンス(かい離や格差拡大)の悪化をもたらす存在になってしまっている。背景には、そもそもの設計ミスがある。
