ヘルスデーニュース
腸内細菌叢の組成が、肥満や2型糖尿病、炎症性腸疾患を含む、さまざまな疾患のリスクと関連していることが明らかになってきているが、新たにコレステロール値の低下に関連している可能性のある腸内細菌が見つかった。

夜間の屋外照明が脳卒中リスクを高める?専門家が警鐘「光害の負担軽減を」
大都市の明るい光は人々の心をワクワクさせるかもしれないが、脳卒中リスクを高める可能性もあることが、浙江大学(中国)医学部のJian-Bing Wang氏らによる研究で示された。

まばたきで「情報処理能力」アップ?最新研究でわかった驚きの効果とは
多くの人は、まばたきのことを、目にとって車のワイパーのようなものであり、目の中のゴミを取り除いたり、目を潤すために行うものと考えている。しかし、まばたきの役割は他にもあるようだ。

「よく動いて長時間眠る」だけではない、運動と睡眠の「健康」黄金バランス
習慣的な運動と睡眠の関係を10年間にわたって追跡した結果が報告されました。運動習慣のある人は入眠困難などの不眠症の症状が少なく、睡眠時間も適切であることが多いとのことです。

中年男性から最も「幸福感」を奪う目の病気、仕事好きな人ほどダメージ大?
国内7県の地域住民を対象とした研究で、自己申告による緑内障の既往歴がある人は、主観的に「幸福と感じていない」割合が高いという結果が示されました。

「愛犬」の老化を遅らせる方法があった!中年ビーグル犬43頭が証明
犬も高齢になると脳が縮小するため、人間と同じように記憶や思考の問題に悩まされるが、遊びや他の犬と関わるなどの社会的な活動が脳機能の維持に役立つようだ。

1970年代生まれvs1930年代生まれ、「脳の大きさ」が違う意外な理由
人間の脳は、世代を重ねるごとに大きくなっていることが、新たな研究で明らかになった。研究グループは、脳のサイズが大きくなることで脳の予備能が高まり、それが認知症の発症リスクの低下に寄与している可能性があると考察している。

「運動」vs「瞑想」、腹が立った時に気分が静まるのはどっち?
他人に不平や不満をぶつけるのは、怒りを抑える効果的な方法ではないようだ。怒りの要因を吐き出すことで、そのときは気持ちが晴れるかもしれないが、それによって怒りの感情が弱まるわけではない。

【これって使える?】「今すぐおしっこに行くべき」か「我慢するべきか」教えてくれるアプリが登場
疾患に関連した尿失禁に悩まされている人の中には、帰宅するまでトイレに行くのを我慢できるのか、それとも今すぐトイレに行くべきなのかの判断が難しい人もいる。そのような人に役立つデバイスとスマートフォンのアプリの開発に関する研究成果が報告された。

身近な食材に含まれる「メラトニン」の摂取でリスクが低下するがんが判明!【日本人3万人調査】
メラトニンは、概日リズムを調整し、睡眠を促す内因性ホルモンである。食品中にも含まれることが知られており、メラトニンが豊富な食品の摂取により血中メラトニン濃度が上昇することが報告されている。食事からのメラトニン摂取と肝がん罹患との関連を評価する研究が、3万人以上の日本人を対象に行われた。

「閉経するクジラ」と「生涯子どもを産み続けるクジラ」では、なぜ寿命が40年も違うのか
哺乳類の中では、ヒト以外に何種類かの鯨類(クジラ目)とチンパンジーに閉経があることが知られている。しかし、閉経が何のために、どのように進化してきたのかについては不明だった。

予測以上に進む世界の「肥満人口」は10億人超え…なぜ食糧不足の国でも深刻化するか
世界の肥満者の数は、大人と子どもを合わせると10億人を超えるとの分析結果が、「The Lancet」で発表された。これらの数値は世界肥満連合(WOF)が『世界肥満アトラス2022』で示した、2030年までに世界の肥満者数が10億人に達するとの予測値を上回るものだ。

“抑うつと食べ物の関連”で新研究、「穀類」「乳製品」「肉類」…15種類の食品群の中でリスクが低下するのは?
日常的に摂取している食品の中から抑うつと関連する食品群を調べる研究が行われた。抑うつの有無と、15種類の食品群(穀類、いも類、砂糖類、豆類、緑黄色野菜、その他の野菜、全野菜類、果物、魚介類、肉類、卵類、乳製品、油脂類、菓子類、嗜好飲料)の摂取量を比較。果たしてその結果は?

睡眠、飲酒、喫煙…オフィスでの生産性低下を招く3要因、男性1位は「睡眠」。女性はどれ?
従業員が何らかの健康問題や症状を抱えて出勤し、出勤時の生産性が低下している状態を「プレゼンティーイズム」という。今回、プレゼンティーイズムと睡眠、喫煙や飲酒との関係が新たに調査され、男女間で異なる結果が得られた。

寝ている人に「落ち着く言葉」をかけると、睡眠の質が向上する⁉
眠っているときに他人から心を落ち着かせる言葉をかけられると、それに心が敏感に反応して心拍が遅くなることが、新たな研究で明らかになった。

「平日は忙しくて運動できない…」人でも、週末にできる減量法は?
運動に関するガイドラインでは、中強度の運動を週に150分以上、または高強度の運動を週に75分以上行うことが推奨されている。この運動量を、1日か2日で集中的に行う「週末戦士」でも、得られる減量効果は習慣的な運動の積み重ねでこの基準を満たしている人と同程度であることが新たな研究で明らかになった。

女性の死因2位「乳がん」、早期発見に有効な“マンモグラフィ”は何歳から受けるべきか
乳がん検診の開始年齢とその頻度をめぐる論争に終止符が打たれるかもしれない。米ダートマス大学ガイゼル医学部放射線学科教授のDebra Monticciolo氏らによる研究で、40歳から少なくとも79歳になるまで毎年、マンモグラフィ検診を受けることで、乳がんによる死亡が最大数回避され、生存期間も最長になることが示唆された。

縦3cm×横1cm「世界一小さいウェアラブルデバイス」が開発⁉︎耳たぶにつけるだけで健康管理
健康状態を把握するイヤリング型のウェアラブルデバイスThermal Earringの開発に関する研究成果が、米ワシントン大学のQiuyue Shirley Xue氏らにより報告された。Xue氏は、「多くの人がスマートウォッチはファッション性に欠け、かさばる上に着用感も良くないと感じていることに気が付いていた」と、スマートイヤリングの開発に至った背景を説明している。

「禁煙したら太った…」という人が注意すべき、もう一つの健康リスクとは?
禁煙は、慢性疾患リスクの低減や寿命の延伸、QOLの向上など健康面にさまざまなメリットをもたらす。一方で、禁煙後には体重や肥満度が増加することが知られており、禁煙意欲を低下させる要因の一つとなっている。さらに鹿児島大学の研究で指摘された、体重増加以外の健康リスクとは?

「ワクチン接種2回目は、反対側の腕に打った方が効き目がある」は本当か?
新型コロナワクチンの2回目接種時に接種する腕を逆にした人の方が、同側の腕に接種した人よりも免疫力が高いことが確認されました。米オレゴン健康科学大学で947人(平均年齢44.5歳、女性73%)を対象にした研究とは?今後どんなワクチンにでも応用できる結果なのでしょうか。
