ヘルスデーニュース
睡眠、飲酒、喫煙…オフィスでの生産性低下を招く3要因、男性1位は「睡眠」。女性はどれ?
従業員が何らかの健康問題や症状を抱えて出勤し、出勤時の生産性が低下している状態を「プレゼンティーイズム」という。今回、プレゼンティーイズムと睡眠、喫煙や飲酒との関係が新たに調査され、男女間で異なる結果が得られた。

寝ている人に「落ち着く言葉」をかけると、睡眠の質が向上する⁉
眠っているときに他人から心を落ち着かせる言葉をかけられると、それに心が敏感に反応して心拍が遅くなることが、新たな研究で明らかになった。

「平日は忙しくて運動できない…」人でも、週末にできる減量法は?
運動に関するガイドラインでは、中強度の運動を週に150分以上、または高強度の運動を週に75分以上行うことが推奨されている。この運動量を、1日か2日で集中的に行う「週末戦士」でも、得られる減量効果は習慣的な運動の積み重ねでこの基準を満たしている人と同程度であることが新たな研究で明らかになった。

女性の死因2位「乳がん」、早期発見に有効な“マンモグラフィ”は何歳から受けるべきか
乳がん検診の開始年齢とその頻度をめぐる論争に終止符が打たれるかもしれない。米ダートマス大学ガイゼル医学部放射線学科教授のDebra Monticciolo氏らによる研究で、40歳から少なくとも79歳になるまで毎年、マンモグラフィ検診を受けることで、乳がんによる死亡が最大数回避され、生存期間も最長になることが示唆された。

縦3cm×横1cm「世界一小さいウェアラブルデバイス」が開発⁉︎耳たぶにつけるだけで健康管理
健康状態を把握するイヤリング型のウェアラブルデバイスThermal Earringの開発に関する研究成果が、米ワシントン大学のQiuyue Shirley Xue氏らにより報告された。Xue氏は、「多くの人がスマートウォッチはファッション性に欠け、かさばる上に着用感も良くないと感じていることに気が付いていた」と、スマートイヤリングの開発に至った背景を説明している。

「禁煙したら太った…」という人が注意すべき、もう一つの健康リスクとは?
禁煙は、慢性疾患リスクの低減や寿命の延伸、QOLの向上など健康面にさまざまなメリットをもたらす。一方で、禁煙後には体重や肥満度が増加することが知られており、禁煙意欲を低下させる要因の一つとなっている。さらに鹿児島大学の研究で指摘された、体重増加以外の健康リスクとは?

「ワクチン接種2回目は、反対側の腕に打った方が効き目がある」は本当か?
新型コロナワクチンの2回目接種時に接種する腕を逆にした人の方が、同側の腕に接種した人よりも免疫力が高いことが確認されました。米オレゴン健康科学大学で947人(平均年齢44.5歳、女性73%)を対象にした研究とは?今後どんなワクチンにでも応用できる結果なのでしょうか。

タバコを吸いたくなるのはビール、コーヒー、焼き肉…逆に「禁煙」に導いてくれる食べ物は?【京都女子大学の調査】
お酒を飲むとタバコが吸いたくなる、コーヒーと喫煙はセット…という人は少なくないかもしれません。では反対に、喫煙したくなくなる食べ物は?京都女子大学家政学部の研究結果をお届けします。

高血圧、むくみ…漢方薬の副作用「偽アルドステロン症」が認知症と関連?【保険適用148種類で検証】
日本のデータベースを用いて漢方薬の使用と副作用報告に関する調査が行われ、「偽アルドステロン症」と高血圧や認知症との関連が明らかとなった。

都会のアスファルトvs.森の中“頭がさえる”のはどっち?脳波に影響する散歩の方法
米ユタ大学の研究で、大学にある樹木園を散歩した人では、アスファルトだらけの医学部キャンパスを散歩した人に比べて、散歩後に、注意を構成する機能の一つである実行制御が改善することが、脳波(EEG)の測定から明らかにされた。

ウイルスの飛散防止に「トイレの蓋を閉めて流す」は意味なし【米国大学の研究結果】
便器の蓋を閉めてから水を流すと、細菌の拡散を防ぐことができると言われています。しかし、ウイルスの場合には、蓋を開けたまま水を流すか閉めてから流すかで、水を流している間のウイルス粒子の飛散量に変わりはないことが新たな研究で明らかにされました。

愛犬を夢中にさせる動画コンテンツ、“動物もの”の中で特に人気は……
あなたの愛犬は、テレビで何を見るのが一番好きでしょうか。米国の大学で、犬の視覚をチェックするためのより良い方法の開発を目的にした研究の一部として、犬がどんな動画や映像に興味を持つか調査が行われました。果たしてその結果は……⁉︎

バイアグラとの併用で「死亡リスク」が上がる薬、その理由とメカニズム
心疾患の治療目的で硝酸薬を使用中の男性が、バイアグラやシアリスといった勃起障害(ED)治療薬を併用すると、死亡リスクや心筋梗塞、心不全などのリスクが高まる可能性が、新たな研究で示されました。これらの薬にはどんな作用があるのでしょうか?併用するとリスクが上がる理由は?

70歳以上でも骨密度が落ちない超簡単な運動習慣、ポイントは「衝撃」
運動や日常生活の中で骨にわずかな衝撃を与えるだけで、加齢に伴う骨密度(BMD)の低下を抑制できる可能性のあることが、ユヴァスキュラ大学(フィンランド)のTuuli Suominen氏らによる研究で示唆された。70歳以上の男女299人を対象とした、1年にわたる実験とは?

孤独を癒してくれる相棒は、犬や猫のほうが人より断然優秀!?
平均年齢66歳の7900人以上を対象とした研究で、1人暮らしの人でも、ペットを飼っていれば記憶力や思考力の低下を抑えられる可能性のあることが明らかになった。

「就寝時間が早い子」が、将来高くなる3つの力とは?
3歳のときに就寝時間が早かった子どもは、就寝時間が遅かった子どもと比べて、小学校1年生時点の学力が高く、勤勉さや思いやりを表す非認知能力も高いという研究結果が発表された。

泣き出した女性を目の前にすると、喧嘩中でもつい慰めてしまうワケ
泣き始めた女性の姿に弱り果て、泣きやませるためにあの手この手を尽くす男性の姿は、昔からテレビや映画でよく見かけるが、生化学的な観点からこのような男性の反応を説明できるらしい。女性の涙には男性の攻撃性を40%以上も抑制する化学物質が含まれていることが示された。

“予測が外れない”インフルエンザワクチン開発に向け、新たな抗体発見
複数のインフルエンザウイルス株を中和できる可能性のある、これまで見つかっていなかったクラスの抗体を同定したことが発表された。現在よりも幅広いウイルス株に有効なワクチンの開発につながる可能性があるという。

会話時間が少ないと高まる「誤嚥性肺炎」の危険性、医師300人が行ったテストとは?
50~60歳代という誤嚥性肺炎が生じるにはまだ早い年齢層であっても、人と会話をする時間が短い人は、嚥下機能が低下している可能性のあることを示すデータが報告されました。医師310人が行った嚥下機能を評価するための「反復唾液嚥下テスト」とはどんなものでしょうか。

仕事の気晴らしにSNSを見る習慣が、実は仕事の生産性を下げている理由
ソーシャルメディアの使用時間を1日わずか30分減らすだけで、その人のメンタルヘルス、仕事の満足度、仕事へのコミットメント(責任を持って仕事に積極的に関わっていくこと)が向上したとする研究結果が報告されました。
