ヘルスデーニュース
猫の不安を取り除く新薬が承認、もう動物病院なんか怖くない!
猫を飼っている人なら、猫を獣医師のもとへ連れていくことが猫と飼い主の双方にとっていかにストレスとなるかを経験的によく知っているだろう。米食品医薬品局(FDA)は、このような猫の不安を軽減する新薬を承認したことを発表した。果たしてその効果とは……。

「母親vs.父親」どちらの過保護が良くないか、子どもの将来を左右する意外な理由
子どもの頃に両親から十分なケアを受けていなかったり、過保護な環境で育てられたりすることと、成人期の糖尿病リスクとの関連を示唆する研究結果が報告されました。

「今日も座りっぱなしだった……」人が注意すべき疾病リスク、メタボだけじゃない!
心臓の健康にとって、座って過ごすことほど悪いことはないことが、新たな研究で確認されました。たとえ数分でも、座って過ごす時間をランニングや早歩きなどの心拍数と呼吸数を上げるような中等度から高強度の運動に置き換えるといいとのことです。イギリスで行われた研究を紹介します。

新型コロナの嗅覚・味覚障害から完全に回復するのに、何年かかる?
軽症の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患し、嗅覚障害や味覚障害を経験している人にとって朗報となる研究結果が発表された。罹患者88人と非罹患者88人を3年間追って出た結果とはどのようなものか。

米国発、ピーナツアレルギーを克服できる新しい方法は「歯磨きするだけ」
ピーナツなど特定の食品にアレルギーを持つ人に対する治療用歯磨き粉の開発に向けた第1相臨床試験の結果が、米国アレルギー・喘息・免疫学会年次総会で発表された。18〜55歳の成人32人が対象、48週間「ピーナツ歯磨き粉」を使った調査とはどんなもの?

「お金が人生の満足度を上げる」という定説を、改めて検証してわかった真実
お金で幸せは買えないかもしれないが、人生の満足度を高める一助にはなり得ることが、新たな研究で示された。しかし、それもケースバイケースのようだ。気になる研究の中身を見てみよう。

「お酒大好き」な高知県で、急性アルコール中毒の救急搬送が目に見えて減った時期
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの最中に、急性アルコール中毒による救急搬送件数が有意に減少していたことが明らかになった。住民の飲酒量が多いことで知られる高知県のデータを解析した結果だ。背景にはどんな理由があるのか。

運動との組み合わせで「危険な脂肪」を減らせる西洋の健康食とは
色とりどりの野菜や果物、健康的な脂質、脂肪分の少ないタンパク質が豊富な地中海食と、定期的な運動およびカロリー制限の組み合わせは、高齢者の腹部の脂肪(内臓脂肪)の減少と筋肉量の増加に役立つことが、スペインで実施された研究で明らかにされた。

Zoomで会議ばかりしていると、脳が活性化しない理由
Web会議システムとして広く使われているズーム(Zoom)で誰かと話をする場合、相手はもちろん生身の人間だ。しかし、脳にとっては、対面での会話と同じとはいかないようだ。新たな研究によると、対面で会話をしている際の脳活動は、ズームで会話をしている際の脳活動とは異なることが示された。

一人暮らしの動物好きをうつ病へと誘う「ペットの行動」とは
ペットを飼っている独居者には、うつ症状のある人が多いことを示すデータが報告された。ペットのいない独居者よりも、そのような人の割合が高い可能性があるという。果たして、どんな因果関係があるのか。

若くして糖尿病になると寿命がこんなに縮む?30代でも他人事ではないリスク
人生のより早い時点で2型糖尿病と診断されるほど、寿命が短くなることを示唆するデータが報告された。30代で診断された場合、50歳時点の余命が14年短くなる可能性があるというのだ。また性別で比較した場合、女性でより大きな影響が認められるという。

賃貸住宅での暮らしが、失業や喫煙よりも老化を早める驚きの理由
賃貸住宅に住む人は、持ち家に住む人と比べて、生物学的な老化が早い可能性を示唆する研究が発表された。英国人の住環境とDNAメチル化に焦点を当てて検討した結果、民間賃貸住宅と生物学的老化との間に関連が認められたというのだ。

コロナ陰性なのに風邪の症状が全然治らないとき、疑うべき原因とは
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急性期以後もさまざまな症状が持続している状態を指す「long COVID」という言葉は、今やすっかり認識されている。しかし、このような長引く健康への影響を引き起こす呼吸器系ウイルスは、新型コロナウイルスだけではないようだ。

EDと糖尿病は互いに発症要因になりえるという、なんだか憂鬱な話
糖尿病罹患後に発症する合併症の一つに男性の勃起不全(ED)が挙げられることはよく知られているが、EDが前糖尿病や糖尿病の発症予測因子の一つであるという、逆の時間的関係も存在することを示すデータが報告された。

健康に良いはずの「善玉コレステロール」が認知症を招く?専門家も予想外
HDLコレステロール(HDL-C)は、心臓や脳の健康に良い「善玉コレステロール」と考えられているが、その値は高過ぎても低過ぎても認知症の発症リスクを高める可能性のあることが、新たな研究で示唆された。

高齢者の高血圧対策に最も効く、運動でも薬でもない「超簡単」な生活習慣
1日当たりの歩数を増やすことで、高齢の高血圧患者の血圧が有意に低下する可能性があるとする研究結果が報告された。論文を執筆した専門家が「心が躍った」と語る健康面の成果とは、どんなものか。

中年太りから脱出して健康生活を送るための「完璧な献立」とは
全粒穀物や果物、でんぷん質を含まない野菜が豊富な食事は、体重をコントロールしたい中年の人にとってベストな選択であることが、米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院のYi Wan氏らの研究で示された。中年太り対策にはどんな献立が理想的なのだろうか。

糖尿病と診断されたら要注意!下肢切断リスクが高い人に共通する要因とは?
糖尿病と新規診断された患者では、喫煙や身体活動量の少なさに加えて、高齢、男性、離婚などが下肢切断(lower-limb amputation;LLA)の潜在的リスク因子である可能性が明らかになった。

うつ病のリスクが高い人は、なぜクッキーやポテトチップスが大好きなのか?
調理済みで加工度の高い食べ物や飲み物は、手軽で、安く、おいしいかもしれない。しかし新たな研究の結果、高度に加工された「超加工食品」が、うつ病のリスクと関連していることが示唆された。

高血圧の人がこれから迎える「冬リスク」、“上の血圧”チェックを怠ると怖いことに…
高血圧のコントロールは、夏よりも冬の方が難しくなるようだ。6万人以上の成人高血圧患者のデータを分析した結果、冬には夏よりも収縮期血圧(上の血圧)が最大で1.7mmHg上昇することが明らかになった。
