小野展克

小野展克

名古屋外国語大学教授

おの・のぶかつ/名古屋外国語大学教授、世界共生学科長。博士(経営管理)。1965年、北海道生まれ。慶應義塾大学卒。共同通信社の記者として、メガバンクや中央省庁等を担当、経済部次長、日銀キャップを歴任。『黒田日銀 最後の賭け』(文春新書)、『JAL 虚構の再生』(講談社文庫)など経済系のノンフィクションの著書多数。小野一起の筆名で小説も執筆、『マネー喰い 金融記者極秘ファイル』(文春文庫)、『よこどり 小説メガバンク人事抗争』(講談社)を上梓している。

世界を狙うスシロー、「回転寿司界のマクドナルド」を狙う野望の行方〈注目記事〉
小野展克
この国で「スシロー」の名を知らない人はいないだろう。ただ、スシローを傘下に持つFOOD&LIFE COMPANIESが売上高1兆円の目標を掲げ、本格的な世界進出を狙っていることを知る人は少ないだろう。ましてプロ社長、水留浩一の手腕や実像はあまり知られていない。
世界を狙うスシロー、「回転寿司界のマクドナルド」を狙う野望の行方〈注目記事〉
「藤田晋、60歳」社内資料に愕然…サイバーエージェントが本気の後継者選びに乗り出したワケ〈注目記事〉
小野展克
サイバーエージェント社長の藤田晋は、2026年に会長に退き、新社長を社内から起用すると表明した。藤田は、残された3年間で、後継者をどう育て、選ぼうとしているのだろうか。藤田への単独インタビューで、希代の創業社長による後継者育成計画に迫った。
「藤田晋、60歳」社内資料に愕然…サイバーエージェントが本気の後継者選びに乗り出したワケ〈注目記事〉
第5回
元SMAP、ひろゆきが話題でもABEMAは赤字…サイバー藤田社長が明かす「黒字化の秘策」とは?
小野展克
サイバーエージェント社長の藤田晋は社長交代の準備を進める中、藤田がいなくても成長する組織の仕組み化に取り組んでいる。その一方で、藤田の肝いりでスタートしたインターネットテレビのABEMAは、2022年に開かれたサッカーワールドカップの全試合放送で存在感を示したものの、いまだ赤字から脱却できていない。藤田は、社長として残された3年間で、ABEMAをどう軌道に乗せようしているのか。
元SMAP、ひろゆきが話題でもABEMAは赤字…サイバー藤田社長が明かす「黒字化の秘策」とは?
第4回
社長交代宣言のサイバーエージェント藤田社長「意中の人は絞れた?」への回答は…
小野展克
サイバーエージェント社長の藤田晋は、社長業の引き継ぎを本格化させている。次期社長の選定、育成のカギを握るのは、社外取締役として招聘された元日本ネスレ社長の高岡浩三と元リクルート副社長の中村恒一だ。社外取締役は、後継者育成計画でどんな役割を果たしているのか。
社長交代宣言のサイバーエージェント藤田社長「意中の人は絞れた?」への回答は…
第3回
サイバーエージェント藤田社長が「僕の考えは社員に伝わりきらない」と創業26年目で痛感した理由
小野展克
サイバーエージェント社長の藤田晋は、2026年の社長交代に向けて、後継者の育成と選抜に取り組んでいる。自らの手で巨大企業を創り上げた社長の地位や仕事を引き継ぐには、どんな課題があり、何が必要なのか。
サイバーエージェント藤田社長が「僕の考えは社員に伝わりきらない」と創業26年目で痛感した理由
第2回
恐怖が足りない!サイバーエージェント藤田氏が「平和ボケ」社長候補に喝
小野展克
サイバーエージェント社長の藤田晋は、2026年に会長に退き、新社長を社内から起用すると表明した。藤田は、残された3年間で、後継者をどう育て、選ぼうとしているのだろうか。藤田への単独インタビューで、希代の創業社長による後継者育成計画に迫った。
恐怖が足りない!サイバーエージェント藤田氏が「平和ボケ」社長候補に喝
第1回
「藤田晋、60歳」社内資料に愕然…サイバーエージェントが本気の後継者選びに乗り出したワケ
小野展克
サイバーエージェント社長の藤田晋は、2026年に会長に退き、新社長を社内から起用すると表明した。藤田は、残された3年間で、後継者をどう育て、選ぼうとしているのだろうか。藤田への単独インタビューで、希代の創業社長による後継者育成計画に迫った。
「藤田晋、60歳」社内資料に愕然…サイバーエージェントが本気の後継者選びに乗り出したワケ
「国税庁の説明は理解できない」、信託型ストックオプション考案者が反論
小野展克,松田良成
スタートアップ企業の育成は、日本経済の喫緊の課題だ。岸田政権が掲げる「新しい資本主義」でも、スタートアップ企業が有能な人材を集める際の切り札となるストックオプションの使い勝手の改善が柱の一つとなった。そうした中、スタートアップ企業など約800社が役員や社員へのインセンティブとして導入している「信託型ストックオプション」の課税をめぐって混乱が広がっている。導入企業は、この仕組みを使って役員や社員が得た利益は、税率20%の譲渡課税だとこれまで認識していた。ところが国税庁が、新たに給与(最大税率55%)とする考えを示したためだ。信託型ストックオプションを考案した松田良成弁護士に、この仕組みの狙いや国税庁の方針の問題点、導入企業への影響などについて聞いた。
「国税庁の説明は理解できない」、信託型ストックオプション考案者が反論
日銀総裁選びで「財務省・日銀の論理」は崩壊、画期的人事の力学に迫る
小野展克
日銀の新総裁・植田氏起用の舞台裏を選定プロセスの特徴を中心に探りつつ、黒田日銀の功罪を検証、植田日銀が直面する課題と政府の成長戦略の必要性について考察する。
日銀総裁選びで「財務省・日銀の論理」は崩壊、画期的人事の力学に迫る
GPIF・宮園理事長【独占インタビュー3】資産200兆円・50年スパンの投資だけが知る真髄
小野展克
200兆円に達する、われわれの年金資産を運用する年金積立金管理運用独立法人(GPIF)。GPIFの運用は、市場を通して企業経営や世界の在り方にも大きなインパクトを与える。GPIFが、これからどこへ向かおうとしているのか。
GPIF・宮園理事長【独占インタビュー3】資産200兆円・50年スパンの投資だけが知る真髄
GPIF・宮園理事長【独占インタビュー2】農林中金時代に世界金融危機で残した功績
小野展克
われわれの年金資金を運用する年金積立金管理運用独立法人(GPIF)は、世界最大の200兆円もの資金を運用している。GPIFは、どのように運営され、さまざまな課題にどう向き合おうとしているのか。今回の#2は、巨艦のかじ取りを担う理事長の宮園雅敬氏がどのような人物なのかに迫りたい。
GPIF・宮園理事長【独占インタビュー2】農林中金時代に世界金融危機で残した功績
GPIF・宮園理事長【独占インタビュー1】22年7~9月期「1.7兆円運用損」の評価は?
小野展克
世界最大の機関投資家で、われわれの年金資金を運用する年金積立金管理運用独立法人(GPIF)は、どのように運営され、さまざまな課題にどう向き合おうとしているのか。めったに単独インタビューに応じない理事長の宮園雅敬氏が今回取材に応じた。
GPIF・宮園理事長【独占インタビュー1】22年7~9月期「1.7兆円運用損」の評価は?
神戸屋社長に聞く「包装パン事業売却」後の戦略、赤字の直営店と冷凍パンでどう戦う?
小野展克
パンメーカーの神戸屋は、袋パンを軸とした卸売事業を山崎製パンに譲渡すると発表した。今回は、神戸屋の歴史を振り返りつつ、冷凍パンと直営店事業でどう新たな付加価値を生み出そうとしているのかを点検する。また社長の桐山晋が、社内の反発を招きかねない大胆なCX(コーポレート・トランスフォーメーション)をなぜ実行できるのかに迫る。
神戸屋社長に聞く「包装パン事業売却」後の戦略、赤字の直営店と冷凍パンでどう戦う?
神戸屋「包装パン事業売却」の真意を創業家社長に直撃、主力で黒字なのになぜ?
小野展克
8月26日、パンメーカーの神戸屋は、袋パンを軸とした卸売事業を山崎製パンに譲渡すると発表した。なぜ主力で黒字の袋パン事業を、今手放したのか。神戸屋の創業家出身社長の桐山晋に話を聞いた。
神戸屋「包装パン事業売却」の真意を創業家社長に直撃、主力で黒字なのになぜ?
スシロー「社長選びの舞台裏」、英大手ファンドが水留浩一を選んだ意外な理由
小野展克
英大手ファンドのペルミラは、グローバル化とさらなる国内市場の開拓、デジタル化による生産性の向上にスシローの成長の可能性を感じていた。そこでスシローの可能性を最大限に引き出すトップとして起用したのが、水留浩一だった。ペルミラは、なぜ水留を社長にしたのか。そして、どうやって、さらなる企業価値の向上を実現したのか。その舞台裏を探った。
スシロー「社長選びの舞台裏」、英大手ファンドが水留浩一を選んだ意外な理由
スシローが一軒のすし屋から日本一になれた理由、「職人が生みファンドが育てた」
小野展克
スシローが買収防衛のために力を借りたのが投資ファンドのユニゾン・キャピタルだった。ユニゾンが大株主になり、独立路線を守れた一方で、スシローは職人経営では見えなかった「成長痛」とも言える課題と正面から向き合うことになる。
スシローが一軒のすし屋から日本一になれた理由、「職人が生みファンドが育てた」
第6回
すき家のゼンショーが「スシロー買収」に最も近づいた日、身内の予期せぬ反乱劇
小野展克
スシローは回転ずしの立ち上げ以来38年間守ってきた最安値「1皿100円(税抜き)」の看板を10月から下ろすと発表。回転寿司トップのスシローの値上げは、外食産業全体に影響が及ぶだろう。味へのこだわりで、値上げが、どこまで消費者に受け入れられるのか。スシローは、あらたな正念場を迎える。そんな中、「職人が産み、ファンドが育てた」スシローの歴史を振り返る。
すき家のゼンショーが「スシロー買収」に最も近づいた日、身内の予期せぬ反乱劇
第5回
スシローは「マックデリバリー」を真似て成功できるか?社外取締役の着眼点
小野展克
スシローを傘下に置くFOOD&LIFE COMPANIES(F&LC)は、昨年の春から社外取締役中心のモニタリング型の取締役会に移行した。では実際に取締役会では何が議論され、組織はどう変わろうとしているのか。社外取締役の活用を軸にした企業統治改革で、企業はイノベーティブに生まれ変わることができるのかに迫りたい。
スシローは「マックデリバリー」を真似て成功できるか?社外取締役の着眼点
第4回
スシロー「次期トップ選び」の舞台裏 、ダメ社長のクビを飛ばせる企業統治とは
小野展克
スシローを傘下に持つFOOD&LIFE COMPANIES(F&LC)の日々の運営を担う執行役員たちは、多彩なメンバーがそろう。外資系コンサルティング会社の日本代表やJAL副社長を歴任した社長の水留浩一を筆頭に、大手銀行出身の出戻り、他の外食、食品メーカーからの転身、元フリーター、元トラックドライバーもいる。この企業統治体制で、新たな日本企業のありようを示せるのか。
スシロー「次期トップ選び」の舞台裏 、ダメ社長のクビを飛ばせる企業統治とは
スシローの京樽買収、強気の再建計画とは?「懐かしい味」から新しい寿司へ
小野展克
スシローを傘下に持つFOOD&LIFE COMPANIES(F&LC)は売上高1兆円という目標を掲げる。昨年、持ち帰りずしの名門「京樽」は吉野家ホールディングスから、スシローを傘下に持つFOOD&LIFE COMPANIES(F&LC)に買収された。伸び悩む京樽を、F&LC社長の水留浩一は、どう再生するのか。今回は後編をお届けする。
スシローの京樽買収、強気の再建計画とは?「懐かしい味」から新しい寿司へ
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