また、すでに見たように、相手のニーズを知るにはそれを「聞く」ステップが必要ですし、初対面の段階でそこまで踏み込むためには、まず面接冒頭で「信頼感」をつくっておくことが不可欠になります。

これをまとめると、(1)まずヒアリングのための信頼をつくり、(2)信頼に基づいて相手のニーズを引き出し、(3)それに応えるやりがいを示したうえで、(4)最後にちらりとリアルな側面を見せるという4つのステップが見えてきます。

下の具体例も参考にしながら、ご自身の面接を振り返り、実際の面接にも活用してみてください。

■面接で意識するべき4つのステップ

まとめ
□早期離職の原因は「入社前のイメージと現実とのギャップ」
□リアリティ・ショックを軽減するには「現実的職務予告(RJP)」がカギ
□仕事の大変さだけを強調しても、早期離職の防止効果はあまりない
□仕事のやりがい・魅力も伝え、「リアルな期待感」を持たせる