水虫は4タイプある

 水虫の代表的な症状には「趾間(しかん)型」「小水疱型」「角質増殖型(角化型)」があり、さらにやっかいな「爪白癬」もある。数十年前には冗談まじりで「水虫を治すクスリを発明できたらノーベル賞もの」とされていたようだが、やっかいな爪白癬を含め、いまや水虫は治る病気である。それぞれのタイプについて説明しよう。

●趾間型

 最も多いのが趾間型だ。指と指の間、特に第四趾間(薬指と小指の間)にできやすい。趾間型にはさらに2タイプある。指の間の皮膚が湿ってしまう「湿潤型」と皮がむけて皮膚に亀裂が入ったりする「乾燥型」だ。いずれもかゆみや場合によっては痛みを伴う。特に湿潤型は細菌の二次感染につながりやすく足全体が腫れてしまうこともある。

●小水疱型

 小水疱型は指の付け根や足の裏などに、小さな水ぶくれができる。最初のうちはかゆみがなくとも、次第にかゆみがひどくなり赤く腫れあがってしまうことも。水ぶくれが破れると、液が出て次第にカサカサに乾き皮がむけていく。

●角質増殖型(角化型)

 角質増殖型(角化型)はかゆみも目立った症状もないが、完治が難しい。足の裏全体、特にかかとの角質層が厚く硬くなるのが特徴で、粉をふいたようにみえる。かかとの角質が厚くなっていたり、カサカサしている人は非常に多いはずだが、水虫の可能性があるのだ。

●爪白癬

 爪白癬はその名のとおり白癬菌が爪に棲みついたもので、爪が白色や黄色に濁ったり、変形したりする。最初のうちはそれ以外の症状はないが、ひどくなると歩くたびに痛みを感じるようになることも。主に薬物療法で治せるが、足の爪の生えかわりには約1年かかるから、治療にはそれより長い期間を覚悟しなければならない。