本文の場合は、太字になっている部分や、各章の最初と最後の数行を中心にパラパラと見ていきます。

 見るときには、付箋を使うのが有効です。試験勉強では、情報を一元化するために参考書や問題集に直接書き込むことを推奨していますが、読書の場合は書き込むのではなく、付箋がベストです。

答えの決まっている試験とはちがい、読書の場合は、答えは一つではなく、常に複数の視点が存在します。最初に書き込んだり、マーカーを引いたりしてしまうと、次に読むときにもそこに意識がいってしまい、ほかの部分は読まなくなってしまいがちです。

 付箋なら、あとからはずせば、また違う視点、新たな切り口で読むことができます。

 ただし、付箋を多く貼りすぎると混乱してしまうので、1ページ1枚くらいを目安にしましょう。

早く読んでも忘れない、記憶を脳に定着させる方法(上)