(1)就活スケジュールや昨今の就職事情を理解できること

 親が就職したバブル期の頃と現在、子どもが行っている就活で大きく変わった点は、以下の3つが挙げられます。

1.就職情報誌:昔は電話帳のように分厚い就職情報誌が家に届きましたが、今は家に届くことはほぼありません。
2.応募企業へのエントリー方法:企業へ応募するにあたり、昔は履歴書を郵送する方法でしたが、今はインターネットのエントリーで完了です。
3.雇用環境の変化:バブル期当時がほぼ全員正社員であったのに対し、今は、新卒で就職しても、いったん退職をした場合や就職しないまま大学を卒業した場合には正社員になることが容易ではない時代です。

 ですから、親が子どもと対話する際におおまかな背景を知らないと、余計に時間がかかってしまいます。

(2)就職を考える業界の情報キャッチができること

 民間の大手就職サイトや転職サイトが扱っている求人と公的機関のハローワークが扱う求人とでは掲載される企業も異なります。大学でも文系、理系の別や過去の採用実績や年度によって就職業界の人気はめまぐるしく変わります(「キャリタス就活2017」<ディスコが運営>によると、2017年卒の就職希望企業人気ランキングは文系が金融機関、鉄道・航空、商社、理系が鉄道、自動車、通信業界となっています)。専門学校の中でも、例えばITに特化した学校であれば通信業界やSEへの就職先が多くなるように、就職する業界も変わります。

 就職支援事業でも同様です。大手就職サイトに掲載されている求人だからといって就職支援事業でも同じ求人があるかというと、そうではありません。就職支援とはいえ求人がある中からしか就職はできないからです

(3)就職課や就職支援事業の関係者と直接会って話が聞けること

 冒頭のように横柄な態度をとる保護者や、服装やマナーに問題がある保護者は、結果的に子どもの足を引っ張ることになります。貴重な時間を使って説明会に参加するのですから、保護者は就職関係者から良い印象を持ってもらう方が得策です。