ブラとショーツ着用で
職場の覚えがめでたくなった!?

ヌーブラ派のブラ男もいる。こちらは性感帯を刺激したいという欲求が、ブラ男への道を開くようだ

 ヌーブラ派は、いたってノーマルな男性が、配偶者や彼女から「ヌーブラ」の着脱感を話に聞き、ヌーブラを着用。趣味が高じて、ブラ、ショーツへと発展していくのだという。

 また、最近では、性感帯が乳首という男性もまた“ブラ男”の世界への仲間入りを果たしているという声も耳にするところだ。そうした男性の1人(38歳)に話を聞くことができた。

「乳首に『スポールバン』『ピップエレキバン』を貼り続けると、とても感度が高まるのです。それでただシャツを着ても感じてしまうので、ニプレスやブラが必要になってくる。それ以来、ずっとブラを身に着けています」

 ブラを身に着けると、どうしても男性用のパンツとの見た目が悪い。そこでショーツも揃えて上下で、ということになり、いつしかブラ、ショーツ以外の女性用下着もそろえるようになっていくのだという。

「職場でダラッとしている男性を見かけることは多くても、女性でそんな人少ないですよね?ブラを身に着けるようになってわかりました。自然体でキチッとできるようになるんです。男性から見て『女性ってスゴイな』と思えるところ、それを引き出すことができるんです」(冒頭部で紹介したタカトシさん)

 ブラ男たちによると、ブラで「優しさ」、ショーツで「積極性」、ガーターベルトとストッキングで「落ち着き」もしくは「余裕」がそれぞれ引き出されるのだそうだ。

 今回の取材では「女性用下着派」「メンズブラ派」「ヌーブラ派」を代表する3人の“ブラ男”たちから話を聞いたが、ブラ着用には思わぬ副産物があったという。彼らはブラをするために夏でも、ジャケットやシャツを着て周囲の視線から逃れているため、結果的に年中、きちんとした服装をしている。また、ブラとショーツのお陰で姿勢がいい。その結果、「きちんとした奴だ」と見なされ、職場からの信頼が厚くなったというのだ。

 もしかすると、身なりがきっちりしているサラリーマンの中には、「ブラ男」が混じっているのかもしれない。