「サ高住」のメリットとデメリット

サ高住は賃貸住宅なので、多額の契約金などが必要ありません。

60歳以上の高齢者と、軽度の要支援・要介護者が対象ですから、一般の賃貸住宅なら敬遠されがちな高齢者でも借りやすく、住みやすい環境が整っています。

今は元気でも1人暮らしが不安な方、身寄りが近くにいない方などにも好評です。
夫婦で入れる広めの物件もあり、入居しながら介護保険のサービスを受けることも可能です。

一部では食事・掃除・洗濯のサポート、介護職員や看護師による入浴・食事・排泄などの介護、機能訓練指導員によるリハビリテーションなど、介護付き有料老人ホームとほぼ同様のサービスを行っています。

ただし、一般の賃貸住宅より家賃が割高で、認知症が進んだり、身体介助などが必要になったりした場合は、退去しなければならないところもあります。

状態が悪化したら退去しなければいけないのか、最期まで看取ってもらえるのか、確認しておきましょう。

サ高住に移ったFさんの義母の住み心地は悪くないようです。
同世代の入居者が多く、認知症の進行を防ぐ介護サービスを受けながら、娘夫婦や孫ともつかず離れずの距離を保ちつつ、よい関係で暮らしています。

サ高住のメリットとデメリットを、以下に簡単にまとめておきます。

◎メリット
・高齢者が契約しやすい賃貸住宅で、新規参入が多く選択肢が豊富
・バリアフリー対策など、高齢者が生活しやすい設備が整っている
・介護認定のない自立した高齢者も入居できる
・自宅同様、自由な生活を継続できるところが多い

◎デメリット
・一般的な賃貸住宅に比べ家賃が高く、連帯保証人を求められる
・重度の介護状態になると、基本的に住み続けられない
・施設によって提供されるサービスに差がある