国語は暗記!――何回くりかえしたらいいのか?
「書く暗記トレ」のとき、ノートの代わりにチラシの裏や紙の切れはしを利用してもいいのですが、書いた紙は捨ててしまわずに、一定期間保存しておくことをおすすめします。
その理由は、学習量が目に見えるので、子どもに自信をつけることができるからです。
塾生のなかには、入試前日にそれを積み上げて、いままでの学習量を子ども自身が確認して、精神的に落ち着き、当日120%の実力を出せたという子もいます。
よく質問を受けるのが、くりかえしの回数ですが、目標が学校の小テスト程度なら20回程度、中学受験合格を目標にする場合は、50~80回程度を目安にしています。
正しい文章を何度も口に出すことで、きれいな日本語が身につくからです。
ときどき黙って暗記しようとする子がいますが、黙って勉強してはいけません。
必ず音読しましょう。口に出す回数が多いほど、記憶が定着するからです。
子どもには、「必ず、口に出して覚えなさい」と指導してあげてください。
〔漢検3級レベル〕
財団法人 日本漢字能力検定協会編『漢検四字熟語辞典』から引用
知小謀大
㋐ 物事を実際より大げさにいう。
㋑ 力もないのに大きなことを企てること。
㋒ あさはかな考えや計画。
㋓ 事の是非をわきまえず、軽はずみに行動すること。