九紫の“最強の武器”
客観的な視野で
エネルギーコントロール
<<ベストQ3>>
何事も冷静かつ客観的に見る目を養っていますか?
「火の九紫」の原典は「離為火(りいか)」にあります。
これは、「情熱的であり、冷静」ということ。物事を常に客観的に、未来までも描く直感に恵まれています。
これによって、新しい時代を創ることができるのです。
客観的な視野は、九紫にとっては“最強な武器”となります。
やりたいことに向かってエネルギーをかけていくのは、「雷の三碧」も一緒ですが、三碧はこの客観性が乏しいため、余計なことにもエネルギーを費やしてしまいがちです。
しかし、この客観性があればどうでしょう?
まわりを冷静に見たうえで、エネルギーを集中させるべき仕事や行いを判別してから、そこに一気に動くことが可能になります。
また、「いま、つき合うべき人間、いまは、つき合うべきではない人間」も冷静に判断するので、対人ストレスも少なくなりますし、余計なしがらみもなくなります。
それゆえに、「火の九紫、強運への9の質問」の中でも、とても重要な位置づけにある項目となります。
けれども、一点だけ注意が必要です。
火のエネルギーを持ち、太陽の光のような先を見通す力があるがゆえに、傲慢になったり、人の話を聞かずに先回りしたりする傾向もあります。
自己中心的な発想をせずに相手の出方を待ち、第三者の立場で常に物事を冷静に観察することが重要です。
「火の九紫」が、自分の感情や意志を抑え、客観的にまわりを観て、物事の全体像を冷静に分析した言動に徹すれば、新しい時代や文化を切り拓き、一代で財を築きあげることができます。
ぜひ、頑張ってください!
いかがでしたか?
以上が「火の九紫」の「9の質問」のうち、特に押さえてほしい“ベスト3”です。
あなたはできていましたか?
本書には、「9の質問」すべてを詳しく解説しています。
6つで合格点。4つで及第点。3つ以下で落第点です。
同じ「火の九紫」の同僚とも、この課題に対して、努力しているかが、仕事のできる・できないはもちろん、人生の豊かさにも、大きな差が出てきます。
イメージすべき、「火の九紫」の大きなテーマは、「情熱的な創作意欲で、新しい時代を創る」ことです。
また、冷静な客観性を持って、世の中のありようを的確に見抜く力もあるのが「火の九紫」です。
情報過多な現代、客観的視野で真実を見極めるのは、とても重要なことです。
ひとつひとつでいいのです。実行できるよう、頑張ってみてくださいね。
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6か国20都市以上にあり、塾生は700名超。