道具を大切にすることで、仕事の質を上げる

大嶋 西村さんはペンとか、ノートなど、道具に対するこだわりはありますか?

西村 ペンについては、複数色とシャープペンが一緒になっているパイロットのエグゼクトというシリーズを使っています。

大嶋 どうして、それがいいんですか?

西村 ペンの太さ、書き味がいいのが一番の理由なのですが、それだけでなく、少しだけ高級なペンで、自分のネームが入れられることも大きい。「大事に使う」という意識が出てきます。

 私はかつて、人のペンでも勝手に使って、すぐになくす、いい加減な人間でした。

 でも、あるとき、ペンってビジネスマンの商売道具だと思ったんです。イチローは小さい頃から「道具を大事にしろ」って父親に言われていたらしいですけど、それ以来、私も「道具は大事にしなきゃ」と思うようになって、このペンを使い始めました。

 そうやって、道具を大事にすると、自然と丁寧に仕事をするようになる。そういうクセづけをやっているのだと思っています。

大嶋 「道具を大事にする」。たしかに大事なことですね。今日は、貴重なお話をたくさん聞かせていただいて、ありがとうございました。

西村 こちらこそ、ありがとうございました。

(構成/イイダテツヤ)