「社長のビジョン、戦略性、実行力は群を抜いていると思います。次世代のことを考え、会社としての意思決定力、エコシステムの構築のフェーズになっているように感じます」(マーケティング、男性)
「わかりやすいワンマン企業であるため、当然次世代が重要。今は孫さんの経営手腕に曇りがなければ発展するのは間違いない」(法人営業部、男性)
「孫社長は間違いなく、カリスマ的な経営者です。ですが、後任者育成が今後の課題なのではないかと思います」(国内通信事業、男性)
孫会長を「カリスマで群を抜いた存在」としつつも、やはり後継者問題や次世代の戦略については社員たちも不安を抱いていることが伺えます。これもカリスマが経営する企業だからこそ生まれる悩みなのかもしれません。
サイバーエージェント藤田社長への社員の本音
「ずっと働ける環境を」「社会貢献できる会社を」
サイバーエージェントというと、年功序列がなく、若いエネルギッシュな社員が新しいことにどんどんチャレンジでき、成果を上げる人は年齢に関係なく評価されるイメージを抱く人も多いことでしょう。
しかし、そうした「若いノリ」に対しては将来的に懸念を抱いている社員もおり、藤田社長に対して、今後は年を重ねた人もずっと働ける環境を作ってほしいなど社員からの要望が寄せられていました。
「突っ込む所は徹底的にリソースを注ぎ、無理なら引く。この潔さをこれからも継続し、サイバーの持ち味で成長の核であるチャレンジを常に仕掛けてください。会社の成長に伴いステークホルダーも増え様々な意見もあると思いますが、立ち止まったら終わりだと思います」(営業部、男性)
「若いノリでずっとやっていくのかもしれませんが、年を重ねていく人たちがずっと働ける環境を作るのも大事だと思います。優秀な人が長くいれるような仕組みと評価を作ってもらいたいです」(セールス、女性)
「21世紀を代表する会社という理念にふさわしい、社会貢献できる会社を真摯に目指してほしいです」(係長、男性)