【うなぎの蒲焼き おすすめ代替品(3)】 
イワシの蒲焼き レシピ

 3つ目に紹介するのは、家庭でも簡単に作れるうなぎの蒲焼きの代替レシピだ。

「うなぎそのものの代替品を蒲焼きにする」という考え方で作られている商品は、1つ目に紹介した「なまず」だけではない。サンマの蒲焼きなど、私たちにとって元々身近だった魚の蒲焼き商品も、土用の丑の日周辺に魚売り場で見かける機会が増えた。ただ、サンマも昨今不漁が続いている。

 そのような中で、身近な食材を使ったうなぎの蒲焼きの代替品としておすすめしたいのがイワシの蒲焼きだ。その材料となるマイワシは、昨今豊漁が続いており、脂がのっていて味も良く、リーズナブルな値段で手に入りやすい。うなぎとは、脂の質や身の食感は違えど、脂が多い点や身の柔らかさという点、小骨の食感が近く、蒲焼きにした際の見た目の近さもある。

イワシの蒲焼き
イワシの蒲焼きなら、リーズナブルにご自宅でも楽しめる Photo:PIXTA

 このイワシの蒲焼きは、家庭でも簡単に作ることができる。作り方はいたって簡単で、まずマイワシを魚売り場で購入。このとき、開かれているものを買うか、売り場で捌いてもらうと調理が手っ取り早い。そのマイワシの開きの表面に小麦粉をまぶし、油を引いたフライパンで両面を2分ほど焼き、市販のうなぎのタレを絡めれば完成。

 昨今はイワシの状態が良く、おかずやおつまみとしても、ご飯と合わせても美味しくいただけるので、ぜひともお試しいただきたい。

 さて、さまざまなうなぎの蒲焼きのおすすめ代替品について述べてきたが、いかがだっただろうか。スーパーや牛丼チェーン店などでもうなぎの蒲焼きが売られるようになり、うなぎの蒲焼きは私たちにとって身近なものとなった一方で、昨今のうなぎの減少や価格高騰の中で、その消費方法も岐路にあるといえるだろう。

 そんな中で代替品に寄せられている期待は大きい。うなぎそのものを楽しむ食文化も継承しつつ、日常を中心に代替品も楽しむ。そんな新たな食文化に目を向けつつ、より豊かな食文化をみんなで育んでいけたらよいのではないだろうか。