著者のご紹介
松田亜有子(まつだ・あゆこ)
東京フィルハーモニー交響楽団 広報渉外部部長
活水女子大学音楽学部ピアノ・オルガン学科を首席で卒業後、長岡市芸術文化振興財団にて企画・広報に従事。その後、東京フィルハーモニー交響楽団を経て、日本郵政株式会社コーポレートコミュニケーション部門でCSR担当。経営共創基盤(IGPI)参画後は、大手事業会社のCSR活動推進、みちのりホールディングス傘下のバス会社観光部門の事業成長に尽力。2013年、再び東京フィルに戻り「東京フィル創立100周年記念ワールドツアー」「日韓国交正常化50周年記念公演」「日中国交正常化45周年記念公演」広報渉外統括責任者を務める。

クラシックを知れば、世界中のビジネスエリートと話が弾む!
音楽家の人生と名曲の裏に、歴史が見える! 

新刊『クラシック音楽全史 ビジネスに効く世界の教養』では、クラシック音楽の歴史について政治や経済のどのような影響を受けて発展してきたのか、2000年にわたって振り返っていきます。著者の松田さんが企業や国から相談を受けて演奏会の企画・広報を行いながらビジネスパーソンと触れ合うなかで、普段クラシックになじみのない方でも共感できるエピソードや、ビジネスネットワーキングの場に活きそうなクラシック音楽のトピックを厳選してまとめました。

勤勉さを武器に転職し、国内でステップアップしたバッハ
音楽召使として30年務め上げフリーになって大成功したハイドン
命がけだった馬車の長旅で大成したモーツァルト
クラシック音楽界に3つのイノベーションを起こしたベートーヴェン
フロイトとウィーン大学で同時代に学んだマーラー
北斎の浮世絵を交響詩「海」の楽譜の表紙に使ったドビュッシー
ソ連共産党とのシーソーゲームで曲を書きまくったショスタコーヴィチ …など

音楽家たちはアーティストであり、ビジネスパーソンでもあったことがうかがえるなど、クラシック音楽は敷居が高いと感じる方にも面白く読んでいただける内容です。ぜひご一読ください。