それの良しあしではなく、中国は現実的なのである。
今はそれもなくなり大変だが、仕事の上での男女平等は比べものにならない国なので、はあ、そうですか…みたいな。
女性が「活用」されただけで喜ぶ“だろう”と男性が思っているのは日本だけである。
別に粗さがしするわけじゃなくて、前も日本の首相が北京大で講演したとき、同じテーマでやらかしていた記憶がある。
仕事の男女平等に理解がある?ようなことを、言えば言うほど日本の“実態”を晒してしまう。うーん、えらい人のこの現実とズレた感覚。「これぞ日本」である。
北京大の学生は、話がうまいとか下手とか、そういうことは気にしない。それよりもっと“本質”を見る。知能が高いのでつまらなくてもバカにしたりはしないが、日本に興味を失う。
今回の学生の質問は間違いなく、事前に日本のアテンド側に行っているはずである。アベノミクスについて、本当のことが絶対言えないにしろ(泣)、この対応が今の日本の実力なのだろう。誰がやっても大変とは思うが。
中国との交渉の内容については、すでにたくさん報道されているだろうから、割愛する。
今回、初めてナマ安倍首相を間近で見た。一時間近くの質疑応答というのはかなりその人を晒す。