便秘の症状で苦しむなら
真っ先へ病院に行くべき

 便秘を治すためには、「食生活の見直し」、「運動不足の解消」が重要なのは言うまでもないが、中島氏は真っ先にすべきなのは病院で診察を受けることだという。

「若い人はともかく、40代、50代で便秘の人は、大腸がん、直腸がんの可能性も否定できません。また、日々の食事の改善、日々の運動をするにしても、結果が出るまで相当時間がかかるので、やはり病院に行くことが先決。便秘の初期状態であれば、飲み薬で完治しますが、病院に来るのが遅くなればなるほど、治療は困難になります」

 まずは内科か消化器科の病院に行って、ほかの病気の可能性を診断してもらい、その上で、便秘の治療薬を処方してもらうというのが、症状改善の近道だ。お通じが毎日出るようになって快適さを取り戻せた段階で、食事や運動などの生活習慣を見直せばいいという。

 日本の便秘治療は、世界に比べて遅れていたというが、ここ数年、海外で普及していた治療薬がようやく使えるようになり、徐々に進歩を見せていると、中島氏は語る。

「たかが便秘」だと甘く考えてはいけない。便秘が命に関わるということをしっかりと肝に銘じるべきなのだ。