――長く使っていくと段々と好きなおもちゃが増えていって、満足度が高くなっていくということでしょうか。

 そうですね。その子の好みに応じて、また成長をちゃんと見ています。提案を繰り返すことでプランの精度も上がっていくことを目指しています。

専門知識を持つ店員は
量販店にほとんどいない

しだのりみつ
しだ・のりみつ/1983年生まれ、東京都出身。明治大学法学部卒業。7歳・5歳・3歳・1歳の4児の父。2006年にWebデザイン会社を友人と創業し、事業を譲渡。その後IoTハードウェア機器製造メーカーの中磊電子(台湾Sercomm)の日本法人、課金請求プラットフォームのOptiva、DSP広告のAdRollなどでエンジニア、PMを経て玩具のサブスクリプションサービスを展開する株式会社トラーナ(ヒンドゥー語で鳥居の意味)を創業。 Photo by Y.K.

――プランナーというのは、どういう方なのでしょうか。例えば保育士などの資格を持っているという方なのでしょうか。

 プランナーのバックグラウンドは、まず全員が母親です。それから「ベビートイインストラクター」という資格を取得しています。ペビートイインストラクターは日本知育玩具協会の資格で、玩具の安全性を判断できる他、子どもの月齢に応じてどのような玩具が適切かという知識を持っています。その専門知識を生かして、プランナーとして提案していきます。

――ベビートイインストラクターを持っている人は、既存の流通チャネル、例えば量販店などにはいるのでしょうか。

 ボーネルンドなどの専門店にはいるようです。ただ他の大型の量販店ではほとんど見ませんね。

 そもそも、知育玩具の品揃えが豊富な店自体が少ないです。少量でも扱っているのは5大量販店。ビッグカメラ、ヨドバシカメラ、イオン、トイザらス、あかちゃん本舗。この5つが大手ベビー玩具の流通チャネルです。こうした量販店の担当者は、アルバイトの方も多くて、単に品出しなどの作業をする人という感じです。