だが、ホテルや旅館業界の安堵は一瞬のものになりそうだ。

　背景にあるのが、訪日外国人の増加だ。政府は訪日外国人客数の目標を、20年までに4000万人、30年までに6000万人と掲げている。先日大阪で発生した地震で訪日外国人は一時的に減少するかもしれないが、ラグビーワールドカップや東京五輪・パラリンピックといった大きなイベントがある。