多忙でも常にベストの体調を保つ
朝・昼・晩の食事とは?

 そして、患者さんにそういう話をするのであれば、言う側もちゃんと食事に気をつけなければならないと考えています。菅原さんのその謙虚な姿勢は、勤務医時代の恩師の言葉がきっかけでした。

「手術を失敗しても医師は死なない。でも、患者さんは死ぬことだってある。それでも患者は命をかけて決断をしたのだから、医師はそれに応えないといけない」

 知識をアップデートするだけではなく、体調管理をして万全な状態で手術をすること、診察をすることは絶対条件だといいます。そして、それを絶対条件とする菅原さんは、いつお会いしてもイキイキとしていて、周りへの心配りにもあふれた方です。

 その菅原さんが日常で気をつけているのは、「ボリュームオーバーしない」こと。おなかいっぱい食べる日もあるけれど、腹八分の日もつくるという菅原さんは、夜もちゃんと炭水化物を取っています。

「ちゃんとタンパク質を取っても、極端に炭水化物が少ないとエネルギー源が不足して効果的に機能しません。それに、炭水化物はおいしいしね(笑)。よくないのはダラダラ食い。太りやすい食べ方なので、要注意です」

 朝は自宅を出る時間が早いので、朝食は職場や車の中で取ることがほとんど。おみそ汁が好きなので、コンビニで買ったおにぎり1個とおみそ汁が定番で、野菜不足を感じるときにはツナサラダをプラス。子どものお弁当と一緒に朝食弁当を作ってもらうときは、ごはん、チキン、温野菜、というヘルシーなラインアップになるそうです。

 一方で、勤務医時代からすき間時間に流し込むように食べることが習慣になってしまい、よくかんで食べるのは難しいとのこと。ただ、1年前くらいから、近所のお弁当屋さんが五穀米を使った健康志向のお弁当を配達してくれるようになったので、昼食後の眠気は一切なし。午後のパフォーマンスは上がったといいます。

「昔は店屋物をお願いしていたんだけれど、麺類やカツ丼とか食べると午後眠くなる。よく言われていることだけれど、昼食を変えてみて、やっぱりそうなんだ、と思いました」