通常、ビジネスパーソンが抱える主なストレスは、次の4点に集約できます。

 1、仕事中の自由度がない、「拘束感」によるストレス。

 2、仕事で成果がなかなか上げられない「仕事に対する不適感」によるストレス。

 3、上司や同僚、取引先相手など、人間関係における「関係性」のストレス。

 4、仕事が上手くできるかという「不安・焦り・恐れ」によるストレス。

 どれも、目の前で起こっている状態を否定的に感じることで起こる現象です。

 この中で、不安、焦り、恐れといったメンタル面のストレスは、現実には起こっていないのに自分の思い込みから生じることが大半です。逆に言えば、自分の思い込みを変えれば、現実のストレス状態を緩和することができるということです。

 大切なことは、 自分の状態を知り、その状態を感じとり、具体的に対処することです。

 どうすれば、ストレスを受けた自分の状態を変えることができるでしょうか?

緊張している時はゆっくり歩き
不安な時は目線を水平より上に

大西みつる 結果を出す人は「修正力」がすごい!本コラム著者・大西みつる氏の新著

 ストレスを受けた時は、「身体面」「感情面」「スピリット(あり方)面」の3点からのアプローチが有効です。

 私はその方法を「クイック・リカバリー・プログラム」と名づけています。具体的にどんなことをすればいいか、簡単に紹介しましょう。

1、身体面からのアプローチでいまの状態を変える。

・深呼吸を行なう(腹式呼吸・丹田呼吸を行なう)。

・緊張している時は、いつもより「ゆっくり」行動する。

・逆に、だらけている状態の時は、「速足」で歩く、階段を駆け上がる。

・肩の力を抜いて、「跳躍運動」(その場で軽くジャンプ)をする。

・不安な時は、目線が下がるため、目線を水平より上に上げる。

・背筋をピンと伸ばす。

・ガッツポーズをする(自分がパワーを感じるしぐさを行なう)。