Jリーグでもすでに
ゴールを決めた大卒新人が

 Jリーグの大卒新人では現在、J1で3位と好調の名古屋のFW相馬勇紀(早大出身)が目覚ましい活躍を見せている。リーグ戦は開幕戦から8試合、カップ戦は3試合と全11試合すべてに出場。4ゴールを記録している。もっとも相馬の場合は厳密には新人ではない。早大4年だった昨年夏、特別指定選手として名古屋で9試合出場、1ゴールを決めている。J1の経験を積んでいるのだ。

 ただ、そうはいっても新人でJ1クラブの厳しい競争を勝ち抜き、出場を続けているのはすごい。相馬は165センチ、68キロと小柄ながら、爆発的なスピードと正確なボールコントロールを武器に得点チャンスに絡むプレーを見せる。観客をワクワクさせる選手だ。今後の活躍次第では代表入りの可能性もある。

 また、J2では山形のMF坂元達裕(東洋大出身)と新潟の新井直人(新潟経営大出身)もリーグ戦全試合に出場中だ。

 プロ野球もJリーグも若くして才能の片鱗を見せる選手に注目が集まりがちだ。野球であれば高校生、サッカーも高校生やJリーグクラブのユースチームで活躍した選手がファンの間で話題に上がる。だが、大学での試合で実力を高め、プロに入っても通用する選手はまだまだたくさんいるのだ。

脚光を浴びる高卒ルーキー
一方で大学卒の新人は?

 ところで今、現役でプレーする選手を数多く輩出している大学はどこなのだろうか。

 プロ野球は明治大と亜細亜大が21人で最も多い。これに次ぐのが早稲田大と東海大で18人。5位は中央大で13人、東洋大=10人、日本大=10人、近畿大=9人と続く。

 以下は8人が駒沢大、立教大、青山学院大、東北福祉大、上武大、国学院大、7人が慶応大、法政大、富士大、6人が立命館大、白鴎大だ。

 プロ野球選手輩出数にも浮き沈みがあるようだ。明治大、亜細亜大、早稲田大、東海大、中央大などは昔から強豪校であり、今もその勢いを維持しているが、法政大や駒沢大、慶応大は低落傾向にある。また、圧倒的強さを発揮しプロ入り選手も増えた東北福祉大も少なくなっている。