さらに、自称フラリーマンの748人に、「まっすぐ家に帰らず寄り道をする頻度」を聞いたところ、一番多い回答が「週に1日程度」(28.6%)、次いで「週に2~3日程度」(24.7%)、「週に4~6日程度」(6.4%)、「毎日」(3.1%)の順で、何と6割以上が週1日以上、“放課後任務”をしていることがうかがえる。

 彼らの寄り道先は「書店」(47.3%)が最も多く、「居酒屋」(28.8%)、「カフェ」(28.7%)、「家電量販店」(16.2%)と続く(注2)

 巷では、「働き方改革」の煽りを受けてサラリーマンの退社時間が早まった結果、時間を上手く使えずに持て余しているのが原因という説が根強いが、今回、筆者はさらに別の角度から分析してみることにした。

注2:アサヒ飲料の調査では記載されていないが、複数回答での算出と思われる。

「家庭に不満がある」フラリーマンの
代表的な4タイプ

 妻子持ちの30~40代男性フラリーマンは、大きく2派に分けられる。それは「家庭に不満がある派」「家庭に不満はない派」だ。

「不満がある派」の代表的な4タイプを解説しよう。

1.妻が怖いタイプ

「戦後強くなったのはストッキングと女性」という言葉があるが、結婚後、強いどころか「絶対に破れないストッキング」のごとく成長した妻が自宅に居ると思うだけで気持ちが萎えるという、ヒエラルキー下層夫、つまりモラハラ妻の被害を受けている夫を指す。

2.家事若葉マークタイプ

 一人暮らしの経験がないまま結婚した男性に多い。そもそも、家事のやり方が分からないため、気を利かせたつもりで手伝ってはみるものの、妻の要求レベルには遠く及ばない。ついには、忙しい妻から叱責されるか、“戦力外通告”を喰らってしまい「だったら、一生やらない!」とヘソを曲げがちだ。

 ところが、妻からは「家庭内共同経営者」として家事協力を求められ続ける。それが嫌で、妻の家事労働が一段落した頃を見計らって帰宅するのだ。