30代になり、リーマンショックのあおりで派遣社員としての契約が打ち切られて住む場所を失い、ハローワークのあっせんで茨城県常総市の雇用促進住宅の入居を申請。家賃約3万円の3DKに住んでいたが、家賃はほとんど支払っていなかった。

 2012年6月にコンビニ強盗で逮捕されたが、住宅内部は汚れた食器が台所に山積みにされ、衣類やインスタント食品などの容器が散乱。壁には穴が開き、粉砕されたノートパソコンとハンマーが置いてあったという。

 荒んだ生活がうかがえるが、強盗事件の公判では「仕事で理不尽な扱いを受け、社会で暮らすことに嫌気がさした」などと動機を述べていた。

 懲役3年6月の判決を受けて服役し、16年1月に刑務所を出所した後は精神障害があったため、福祉サービスを受けられるように国が支援する「特別調整」の対象になっており、約半年間、更生保護施設に身を置いていた。

 京アニ事件の直前まではさいたま市見沼区のワンルームのアパートに住んでいたが、騒音を巡って近所の住民と頻繁にトラブルになっており、警察官が駆けつけることもあったという。

 まとまった収入はなく、生活保護を受給していたとされる。

 府警が家宅捜索したところ、アパートからは前述の原稿用紙のほか、京アニ関連の書籍やグッズが大量に発見された。