伝えたい相手に
確実に届く
広告でこのゲームのおもしろさを伝えようとした場合、ターゲット以外の人にも広く知れ渡ります。
しかしこれは小学生向けのゲームなので、大人に届いてもあまり意味がありません(もちろん親御さんがお子さんを連れて行くケースもあると思いますので、まったくの無意味だとは思いませんが)。
小学生という狭いターゲットだけに知ってもらいたいのに、響かない層にまで(必要とされない)情報を届けてしまっています。
告広は、セグメントに分けて情報を広げることが可能です。小学生がターゲットであれば、小学生に人気のあるインフルエンサーを使って情報を発信していく。そうすることで、伝えたい情報が小学生の間で口コミとなって確実に広がっていきます。
届けたい人に確実に届けることで、投資に対する利益を最大化することが可能です。
つまり、「告広」のほうが効率的かつ効果的なのです。
あえて自社でつくるという選択も
「たくさんの人に見てもらえる動画は、だれに頼めばつくってもらえるのでしょうか」
企業などから、こうしたご相談もよく受けます。
私は大学時代からこれまで、500本以上の動画制作やライブ配信に携わってきました。
現在では15社の生放送・動画プラットフォームと提携し、年間200本以上の動画制作やライブ配信に携わっています。
また、インターネット上で拡散する力のある人たち、毎月、100人以上のインフルエンサーとお仕事をしています。
こうした経験などから、彼らを活用した「インフルエンサーマーケティング」についての講演や勉強会なども、自社商品やサービスを広めたい企業の方から依頼されることも増えました。
もちろん、携わった動画・ライブ配信のすべてが大成功を収めたわけではありません。しかし、たとえ、初回の公開であまり反応がなかったとしても、拡散効果を確かめるための試行錯誤(2つのパターンの動画を公開し、反応がいいのはどちらかを見極める「A/Bテスト」など)を何千回、何万回と繰り返しおこなうことで、より拡散力のあるコンテンツづくりのノウハウを蓄積することができました。
このような制作する側の人間ではありますが、先ほどの「だれに頼めばつくってもらえるのでしょうか」という質問に、あえてこうお伝えすることがあります。
「ご自身(自社)でつくってみてはどうでしょうか」
なぜなら、お金をかけなくても、動画制作はできるからです。