「ちょっとウチ(わが社)も動画(ライブ配信)をやってみようか」
こう言われたときに、担当者が知っておくと良いこととは?
動画・配信を拡散させるための考え方とやり方を、
インフルエンサーマーケティングの第一人者であり実践者でもある
『バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみ』の著者が伝授します。
よく最近耳にする「インフルエンサー」について、
なぜ彼らが若者に人気なのか、意外と知られていない理由についてお伝えします。
企業PR・マーケティング担当者必読の内容です。
(編集/和田史子、撮影/増元幸司)
注目すべきは「ゲームの実況中継」というジャンルです。
Googleではなく
YouTube検索を利用する
株式会社ライバー 取締役会長 ファウンダー
学生時代からネットラジオやニコニコ生放送の配信者として人気を集める。大学中退後、インフルエンサーマーケティングのパイオニアとして様々な企業チャンネルの運営、番組・動画制作を経験。22歳で株式会社テクサ(現・株式会社ライバー)を設立し、インフルエンサーを起用した効果的なプロモーションと動画・ライブ配信広告を専門に、次世代のインターネットメディアを牽引していく。書籍『バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみ』が初の著書となる。
動画・ライブ配信の世界で今、何が熱いのか。
動画・ライブ配信をビジネスに活用するのであれば、最新のトレンドをつかんでおきたいところですが、習慣的にはやっていないという人も多いようです。
ユーザーの心は移ろいやすいもの。
次の「人気」をいち早くキャッチすることで、以前(第5回記事)でお伝えした「新しい流行に乗る」を実現するのです。
トレンドをつかむコツはまず、そのプラットフォーム専用の検索を利用する習慣をつけておくことです。
例えば動画を探すときには、Google検索など一般的な検索エンジンを利用するのではなく、YouTubeならYouTube検索を利用するクセをつけておくのです。
また、もう1つ常時チェックしていただきたいのは、「急上昇」のカテゴリです。
ここには、そのプラットフォームで今最も見られている動画やワードが上がります。
よくTwitterやInstagramで「トレンド入り」を果たすと、それだけでニュースになることもあります。ここに入るということで、話題性が高いことを証明しているので、YouTubeでも急上昇は定期的にチェックするようにしましょう。
定番の人気ジャンルは
「ゲームの実況中継」
成功のカギは「質」より「量」です。
インフルエンサーの条件の1つとしても、コンテンツを絶やさずに提供できることがあげられます。
ところが、
「YouTuberになりたいけれど、何をすればいいかわかりません」
「質より量だと言われても、すぐにネタが尽きてしまいます」
YouTuberになりたいという人の中には、このような本質的な悩みを抱える人がたくさんいます。
特にテーマが決まっていないけれど、動画やライブ配信でPVを稼ぎたい。
そのような場合は、「定番の人気ジャンル」から入るのが近道。
それが、ゲームの実況中継です。