ランキングトップ10のうち、2位の東京汽船(年収は980万円)、3位の日揮(同956万円)など9位までを神奈川県勢が占めた。

 神奈川県以外の企業も見ていこう。千葉県で最も年収が高かったのは、国内流通大手のイオンで824万円。順位は10位である。

 埼玉県で最も年収が高かった企業は、ペン入力のタブレットで世界首位のワコムで822万円。ランキングの順位は11位だ。

 前回の「年収が高い会社ランキング 北海道・東北地方」では、電力、地方銀行と規制で守られてきた業種が上位を占めた。一方、今回のランキングの20位までに、そうした傾向は全く見られない。関東地方における高年収企業の層の厚さが分かる結果となった。

栃木、群馬、茨城の高年収企業は精密機器2社と地銀

 栃木、群馬、茨城の3県は20位までに入らなかったが、それぞれ確認していこう。

 栃木県で最も年収が高かったのは、精密機器のマニーで721万円。順位は37位である。手術用の縫合針や眼科ナイフで高いシェアを持っている。1位のレーザーテック同様、収益力に優れた企業だ。

 群馬県で最も年収が高かった企業は、地銀上位の群馬銀行で709万円。順位は46位だ。

 茨城県のトップは精密機器の助川電気工業で、年収は574万円。他の5県と比べ、ずっと順位は低く148位だった。熱と計測に関する研究開発型メーカーである。

(ダイヤモンド編集部編集委員 清水理裕)

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