医者がツナ入りおにぎりを勧める理由

 ですから、例えばコンビニなどでおにぎりを食べるなら、塩のおにぎりや焼きおにぎりのように「炭水化物だけ」というものを避け、肉やツナを具にしたものを選びましょう。ただし、明太子はやめておきましょう。きれいな赤色を保つために、発がん性物質の亜硝酸ナトリウムが使われている可能性があるからです。

 炒飯のように具材が入っていて油で炒めたものでもいいでしょう。

 定食でご飯を食べるなら、まずは肉や魚といったタンパク質のおかずを食べ、次に小鉢の野菜を食べ、なるべく最後にご飯を食べるようにすれば血糖値の上昇が抑えられます。

 食事が始まると、ご飯をかきこんでしまうクセのある人は、最初は違和感を抱くかもしれません。しかし、だんだんと慣れていきます。長い目で見れば、こうした習慣は健康を守るための財産となります。