スペースを取らない、壁面貼り付け型の
マスキングテープホルダー

 最近はマスキングテープを頻繁に目にするようになりました。もともとは塗装時に塗料からマスクするために使うものですが、今はメモ用紙を貼るテープとして、タスクを書く付箋として、手帳やノートに貼るカスタマイズツールとしてなど、さまざまな用途で使われています。

 私も複数のマスキングテープを持っていて、気分や場面で使い分けていますが、そうなると困るのがデスクの置き場所です。どんどん増え続けるマスキングテープの保管法に悩む人も多いのではないでしょうか。

 マスキングテープの保管法としてお薦めのものに、ブックエンドを活用した方法があります。机上スペースを取らず、ブックエンドの金属壁面に貼り付けるものです。

 文具王手帳やとれるカメラバッグで有名な、スーパーコンシューマープロジェクトで、「デザインする手帳」の考案者の一人である木谷朋之さんは、手帳でのマスキングテープの持ち運びに「ペットボトルのフタ」を使っています。

 ペットボトルのフタにマジックテープを貼り付け、それをマスキングテープの穴にはめ込んで、手帳側にもマジックテープを貼ってくっ付くようにしています。このアイデアを強力マグネットで応用してみましょう。

その手があったか!と膝を打つ<br />100円「ブックエンド」活用術ペットボトルのフタの裏に強力マグネットを付け、マスキングテープの穴にフタを通して貼り付ける。

 強力マグネットをペットボトルのフタに貼り付け、それをマスキングテープの穴に通して、金属面に貼り付けます。ブックエンドで金属面を作り、そこに複数個、ペットボトルのフタにはめ込んだお気に入りのマスキングテープを貼り付けておけば、机上のスペースはまったく取りません。

 デスクの「上に」並べるとどうしてもスペースを取りますが、一つずつマグネットで壁に「横」から貼り付けておけば、空間を有効活用できます。

 使うときにはペットボトルのフタごと取り、使い終わったら、また貼り付けておくだけなので、非常に便利です。いちいちマスキングテープをペットボトルのフタからはずす必要はないので、一度用意すればずっと使えます。

 ただ、注意したいのは、ペットボトルのフタも大きさはバラバラなので、マスキングテープによっては入らないものがあります。一つずつサイズを確認してからはめ込むようにしてください。(8/2掲載の最終回へ続く)


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