就職人気企業ランキング2019夏#04
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過去10年の就職人気企業ランキングを主要業種別にまとめた。同業種の企業同士なら、普段は技術力や資本力、営業力を武器にシェアを争うが、学生の人気にはそうした武器が通用しない面もある。企業の意外な浮き沈みが見えてきた。(ダイヤモンド編集部 片田江康男)

同業界のライバル企業の順位は?
人材争奪戦を左右する業種別順位

 優秀な学生は大学3年時の夏休みを利用して、複数の企業でインターンシップを経験するなど、企業研究に時間をかけて就職活動に臨んでいる。就職戦線が売り手市場だということもあって、じっくりと企業を選ぶという学生たちの姿勢は年々顕著になっている。

 だからこそ、企業の人事担当者が気にしておきたいのが業種別の就職人気企業ランキングの順位だ。自社が同業種のライバル企業と比較して、学生たちから評価されているのか、十分に自社の魅力を学生にアピールできているのか、常に意識しておきたい。

 優秀な学生ほど、同業種のライバル企業と取り合いになる。就職人気企業ランキングにおいて、同業種の企業と比較して順位が上でなければ、奪い合いになった場面で負けてしまう可能性が高いといえるだろう。

 興味深いのは、この順位にはその企業の業績やシェア、規模、技術力などとは別のロジックが働いている側面がある点だ。そのため、意外な業種内序列が見られることが多い。

 今回、過去10年分の業種別順位の変遷を調べた。次ページから、文系・理系の男女それぞれの順位を見ていこう。