■ハワイ島の天候・服装
 ハワイ島の気候は、基本的にはハワイの他の島と同様、1年を通して過ごしやすい気候です。ただし、大きな島なので、場所や標高によってさまざまな表情を見せます。貿易風と島の南北に連なる高い山によって、ヒロなど島の東側は雨が多く、サウス・コハラなど西側は晴れが多くなります。また、西側のコナは穏やかなハワイらしい気候ながら、高山地域はぐっと涼しくなります。さらに、ボルケーノやコハラ山脈では霜が降り、マウナ・ケア、マウナ・ロアの山頂では、冬季(10~3月)は雪に覆われることがあります。 服装はTシャツ・短パン・ビーチサンダルでOKですが、訪れる場所によってはヨットパーカーなどの羽織るものや長ズボン、スニーカーなどが必要になります。

■ハワイ島/コナ(ハワイ)の天気&服装ナビ
・URL: https://www.arukikata.co.jp/weather/9H/KOA/

ハワイ島の歴史

カメハメハ大王ハワイ島北部で生まれ、ハワイ諸島を統一したカメハメハ

■火山について(成り立ち)
 ハワイ島には5つの火山があります。マウナ・ケア山(標高4205メートル)、マウナ・ロア山(4169メートル)、フアラライ山(2521メートル)、コハラ山脈(1670メートル/カウム・オ・カレイホオヒエ頂)、キラウエア山(1248メートル)。これらが火山活動によって一緒になったために、大きな島となりました。特にマウナ・ケア山は海底から計測すると9600メートルにもなり、またマウナ・ロア山の重量は富士山の100倍になると推測されています。

 この5つの山のうち、いまだ活動を続けているのはキラウエア山系だけです。ハワイ島東部にあるキラウエア火山群は、ハワイが欧米に知られるようになって以降、ほとんど間断なく噴火を続けています。口承によればそれ以前にも活動していたといわれています。最近では1983年1月の大噴火から2019年現在まで、噴火口を南東に移動させながら30年以上の長きにわたって活動し続けています。

■カメハメハ大王(ハワイの統一)
 キャプテン・クックがハワイを発見したのが1778年。その頃のハワイは各島内や各島間の勢力争いが盛んで、毎日のように戦闘が繰り広げられていました。この戦乱の世を制圧したのがハワイ島北部出身のカメハメハです。

 彼はクックの渡来以降、ハワイに来航した欧米の船から帆船や大砲を調達し、白人を参謀として迎え入れて、ハワイ統一に乗り出しました。その一方で、神事に従った古来の儀式を行って出陣したので、配下の王族や兵士たちの信望も厚かったといわれています。他の島々の王に比べて若く、欧米からの近代文明を吸収する柔軟性と、旧いハワイの慣習を遵守する年配者の考えにも共感できる感情を合わせ持っていたのです。

 1795年にはマウイ、ラナイ、モロカイ、オアフ各島を制圧し、ハワイ王朝が誕生します。1810年にはニイハウ、カウアイ島を屈伏させ、ハワイ統一の偉業を成し遂げました。

■アロハ・スピリット
 ジェームス・クックの渡来した18世紀後半以降、欧米の近代文明の影響を受け、ハワイはわずか100年で原始社会から産業革命後の社会へと急激に変革しました。続く100年では、欧米列強の植民地拡張と覇権主義の波にもまれ王朝は転覆、ハワイ王国という民族国家は消滅し、共和国、アメリカ領、アメリカ第50番目の州と変遷し今日にいたります。

 その間、近代文明とともに新しい伝染病も渡来、30万人あるいはそれ以上だったといわれる人口は7万人以下まで減少しました。その結果、労働力が不足し、移民労働者を受け入れることになり、今日の多民族・多文化混合社会が誕生します。多数派がないのが特徴で、世界で人種間の摩擦の最も少ないところといえるでしょう。その根底には、ハワイ古来のアロハスピリット(他者を思いやる寛容な精神)があることも見逃せません。