ダイエット中に控えたい果物
安心のおすすめ果物

 果物は加熱の必要がなく、ビタミンやミネラル、食物繊維を丸ごといただける手軽で便利な食材です。しかし、食べ方を間違えてしまうと、ダイエットの足を引っ張ってしまうことにもなりかねません。 特に糖質量が多く年中手に入りやすいバナナ、りんごは要注意。食べるときは、その分主食や糖質の多い砂糖、イモ類、春雨などの量を控えて、糖質をとり過ぎないようにしましょう。

「どうしてもダイエット中にも甘いものが食べたい!」「ビタミンやミネラルを手軽に補いたい」という方におすすめなのが、低糖質の果物です。

 柑橘(かんきつ)類、いちご、ブルーベリー、キウイフルーツは糖質が少ない果物といえるので、ダイエット中はこれらを選ぶようにしたいですね。無糖のヨーグルトと一緒にとることでタンパク質や脂質も適度にとれるので、朝食の1品にもおすすめです。

「朝は果物だけ」「夕食後に果物」
“NGな食べ方”とは?

 こんな果物の食べ方をしていませんか?

(1)朝はビタミンミネラルたっぷりの果物だけ

 ヨーロッパには「果物は朝が金」ということわざがあるくらい、朝食に果物を食べることは体に良いこととされています。ですが、“果物だけ”となると話は変わってきてしまいます。

 果物からは体を動かすエネルギーとなる糖質や体の調子を整えてくれるビタミン、ミネラルはとりやすいのですが、体をつくるもととなるタンパク質や、腹持ちを良くしたり、ホルモンの材料にもなったりする脂質はあまり含まれていません。タンパク質や脂質が不足すると、体温が上がりにくく、昼食までの間に空腹感を感じやすくなることがあります。

 タンパク質や脂質がとれる肉・魚・卵・大豆製品も一緒に食べて栄養のバランスを整えることで、はじめて果物の持つ良い部分が最大限発揮されるというわけです。

(2)夕食後のデザートに果物

 ビタミンはこまめにとる方が良いときもありますが、夜に限ってはダイエットがうまくいかない原因にもなりがちです。というのも、夕食後は食べたものがエネルギーに変わるチャンスも少なくなります。特に21時以降はBMAL1という脂肪の合成を促す物質が一番活発な時間帯でもあるので、果物に限らず食事から得た糖質が脂肪に変わりやすくなるのです。そのため、夕食後のデザートに果物を食べるのは控えた方がよいでしょう。

 ダイエット中のビタミンやミネラルの補給は、昼までなら果物もOK、夕方以降なら野菜や海藻類からとるのがおすすめです。