感染リスクを減らすための
キャッシュレス決済活用術

 これまでは、キャッシュレスの利用法として「おトクかどうか」ばかり論じられてきたが、ここでは感染リスクを減らすという視点で考えてみたい。キャッシュレス決済をより安全に使うために気をつけたいのは、以下のような点だ。

(1)タッチ式(非接触型)やコード提示式を選ぶ

 様々なキャッシュレスツールがあるが、クレジットカードやデビットカードは感染防止の面からは落第点となる。カードをレジの店員に手渡し、決済端末に暗証番号を入力するという接触行動が発生するからだ。

 その視点から感染リスクが低いと思われるのは、端末にタッチすれば済むものになる。タッチのみで決済できる電子マネー、あるいはスマホでタッチ決済できるアップルペイやグーグルペイ、モバイル版の電子マネーなどが候補となる。近年はタッチ決済で使えるクレジットカードや国際ブランド付きデビットカードが増えてきてはいるが、対応している店側の数がまだ少ないのが難点だ。

 スマホのコード決済も、コードを提示して読み取ってもらう方式ならいいだろう。ただし、利用者側が店のQRコードを読み取り、購入金額を入力する方式だと、レジでの対面やり取りが発生するので、安全度は下がる。

 その際、別途でプラスチックのポイントカードの受け渡しがあると台なしになるので注意。ポイントカードではなくモバイルカードにして、バーコードを提示し、読み取ってもらうほうがいいだろう。

(2)現金チャージ型は避ける

 電子マネーのチャージに現金を利用している人もいるだろうが、チャージのために外出して機械を操作するのでは感染防止の意味がない。クレジットカードなどでのチャージができるものを使おう。