緊張をほぐし、ぐっすり眠るための
2つの方法

「眠れない」ことは心身の健康に大きく関わります。眠れない原因の一つは在宅勤務や自宅待機による生活リズムの変化です。また、そのような状態が長く続くことで発生する不安感や負担感で心身の緊張状態が続き、自律神経がコントロールできなくなっていることも原因として考えられます。そこで、自分の力で心身をリラックスした状態にして、眠りやすいリズムを作り出す方法を身につけましょう。

【10秒呼吸法】
(1)姿勢を整えて(いすの背に軽くもたれて、両手はひざの上に)静かに目を閉じます。
(2) 「1、2、3」と心の中で数えながら鼻から息を吸って、4で息を止めます。
(3)「5、6、7、8、9、10」で口から息を吐き出します。
(4)(2)と(3)を3分間くらい続けてやってみましょう。
(5)終わるときは両手をグーに閉じたりパーに開いたりして、最後に伸びをしてすっきりしましょう。

【ストレッチング】
(1)仰向けに寝転がり、深呼吸を1回して全身の力を抜きます。
(2)両手をげんこつにして力いっぱい握りしめます。
(3)力をパッと抜いて、手の感覚を意識します。
(4)次に腕にぎゅっと力を入れて緊張させ、肩も思い切りすくめます。
(5)しばらくそのままにした後、一気に脱力して、手・腕・肩の感覚を意識してみましょう。
(6)同じように、つま先、両足、顔(目、歯、口)の順に、それぞれ力を入れて緊張させます。
(7)それぞれ一気に脱力し、筋肉が緩んだ感じを確かめましょう。
(8)最後に全身に一度に力を入れて、一気に脱力します。全身の感覚を意識しましょう。

不眠緩和の鍵を握る
食事と運動の整え方

 在宅勤務や自宅待機の長期化で、出勤しているときにはできていた食事のリズムが崩れる場合もあれば、逆にできていなかった一日三食の適正なリズムや栄養バランスのよい食事ができるようになる場合も考えられます。

 いずれにしても、「食事や栄養の大切さを知るいい機会である」ととらえて、今まで時間が無くてできていなかった料理を積極的に楽しみましょう。ネットでレシピを調べてみたり、カロリー計算をしてみたりすることもお勧めです。

 運動については、「カロリー消費量が減っている」ことを意識し、まずは運動をしましょう。また、いい意味で「今まで通勤が心と体の仕事のオン・オフの切り替えをしてくれていた」ことを意識し、仕事のオン・オフの切り替えや気分転換のための運動を計画的・定期的に実施してみましょう。トレーニング動画はテレビやネットで散見されますし、体を動かしながら遊ぶコンピュータゲームも販売されていますので、それらを使うのも一つの方法です。