歴史を振り返れば、黎明期では、スポーツもエンタメも、人を集めることで成立していた。

 そこから、ラジオやテレビ、CDなど新しいツールを活用して多くの人に届け、効率的にもうける仕組みに進化してきた。さらに、それに限界を感じると前述したようにこの10年は「人を集めるモデル」に注力している。いわば先祖返りだ。

 今の状況を脱するには、新しい収益源を拡大することが急務だ。スポーツとエンタメは再び、モデルチェンジができるのだろうか。