プロ顔負けのライティングスキルが身につくビジネス書3選

理系が実践している合理的な方法を読書に応用した『理系読書 読書効率を最大化する超合理的サイクル』は、本をまるで理科の実験のように扱い、最短最速でスキルハントする。インプットとアウトプットが速すぎて、「速く読むこと」や「大量に覚えること」を目的とする読書術とは、一線を画した内容。最短最速で著者の経験知やノウハウを自分の頭にインストールし、自分の問題解決に役立てる至極の読書術です。
読書が習慣になっている人には重宝される技術でも、そもそも、何の本を読めばいいのかわからないという方もいるでしょう。そこで今回は、あるテーマに絞ったおすすめ本(課題図書)を紹介します。興味を持った本がありましたら、ぜひ、「理系読書」の技術を使って、自分のモノにしてください。

プロ顔負けのライティングスキルが身につくビジネス書3選Photo: Adobe Stock

実践しやすい本を選ぶことも重要

『理系読書』では、本の内容を実践することに重点を置いています。特に、ビジネス書や実用書は、現実世界で変化を起こすために、実際にやってみることが必要だからです。裏を返せば、実践に移しやすい本、さらには、実践に移したらちゃんと結果が出る本を読むことが重要です。

 私はこれまで予備校講師として、テキスト教材や模擬試験、学習参考書の執筆を行なってきました。事実ベースで体系立ててわかりやすく「理」の文章を書くことに慣れていたものの、人の心を動かすような「情」の文章を書くのは専門外でした。

 しかし、予備校時代に受験生に向けた講座パンフレットの執筆、独立後にメルマガの執筆、セミナー告知用サイトのWebライティングなど、読み手の心を動かす文章の執筆が必要な場面に幾度となく遭遇しました。

 そんなときに文章のスキルアップに役立ち、さらに実践した結果、すぐ効果が出てきた3冊をここで紹介します。

 1冊目が『才能に頼らない文章術』(上野郁江著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)です。本書は、編集者のもつスキルがわかりやすく言語化・体系化され、文章執筆の基本をまんべんなく押さえるにはもってこいの本です。しかも推敲用のチェックシートも付いているため、Webライティングの初心者の私にとって非常に「使える本」でした。

 2冊目は、『6分間文章術 想いを伝える教科書』(中野巧著、ダイヤモンド社)です。本書は、Web記事やブログに載せるようなセールス目的でない長めの文章を執筆するときに役立ちました。本書の秀逸な点は、いきなり頭から執筆し始めるのではなく、全体の流れや各パートの内容を7つのブロックに書き込むことであらかじめ文章全体の構成を作っておき、そのうえで本文を書き始めるというものでした。具体的な作成ステップも丁寧に図解され、しかもカラーなので、読むというよりはむしろ「見ながら文章スキルを学べる」、そんな本でした。

 最後の3冊目は、『全米No.1のセールス・ライターが教える10倍売る人の文章術』(ジョセフ・シュガーマン著、金森重樹監訳、PHP研究所)です。本書を読んで実践してみて一番はじめに思ったことは、「この本、コスパがすごい!」でした。本書はセールスを目的とした文章術を指南していますが、売れる文章にするためのテンプレートや具体的フレーズが出し惜しみなく載っており、非常に実践しやすかったのです。その上、「売上げアップ」という形で結果もすぐに出てきました。私のようなコピーライティングの初学者にはバイブルとなるような本です。読書で高いリターンを求める人には特におすすめの一冊です。

『理系読書』では実践に重点を置いています。「わかっている」と「やってみる」の間、さらに「やってみる」と「できる」の間には、大きな隔たりがあります。

 本から抽出した情報は、実際に「やってみる」をしないと身につけることはできません。だからこそ、読書は、読んで終わりにするのはとてつもなくもったいない。「やってみる」経験を通して、現実世界で持続的な変化をはじめて生み出すことができます。

 実践しやすい本、さらには実践して結果を出しやすい本を選び、ぜひ。『理系読書』を活用してみてください。

理系読書

理系読書

犬塚壮志 著

<内容紹介>

理系読書とは、超合理的な知的生産システム。本を読んでいるその瞬間を「楽しむ」より、読書で得た知識やスキルで自分が変わるのを「愉しむ」ことに重きを置いた読書術。ムダ嫌いな理系が生んだ「読む→やってみる→確かめる」のしくみで成果を最短最速で出す、文系の知らないとっておきの読み方を紹介します。

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