くら寿司「鬼滅コラボ&Go To Eat」終了後も独り勝ちの底力/すしチェーン【11月度・業界天気図】Photo:PIXTA

コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、11月度のすしチェーン編だ。

「Go To Eat」や「鬼滅コラボ」終了後も
くら寿司の「独り勝ち」

 すしチェーンの主要4社が発表した11月度の月次業績データ(既存店売上高)は、以下の結果となった。

 11月度のスシロー(スシローグローバルホールディングス〈HD〉)の既存店売上高は、前年同月比94.7%(5.3%減)、元気寿司の既存店売上高は同94.9%(5.1%減)だった。

 今回取り上げる4社のうち、スシローと元気寿司は前年の実績を超えることができなかったが、残りの2社はコロナ禍でも前年実績を上回った。

 11月度のかっぱ寿司(カッパ・クリエイト)の既存店売上高は、同101.4%(1.4%増)、くら寿司にいたっては、同134.4%(34.4%増)まで伸びた。

 これまで本連載では、くら寿司が9〜10月にわたって好調な理由として、「人気アニメ『鬼滅の刃』とのコラボキャンペーン」や「Go To Eatキャンペーン」を取り上げてきた。(詳細は、「無限くら寿司&鬼滅の刃」でくら寿司が無双!/すしチェーン【10月度・業界天気図】を参照)

 しかし、「鬼滅の刃」とのコラボキャンペーンは10月いっぱいで終了、「Go To Eatキャンペーン」も11月16日に新規予約の受付を終了している。

 だが、くら寿司の勢いは止まらない。その理由は何なのだろうか?