属するコミュニティーを選ぶことが重要

――デジタルネイティブな世代はこれからの時代を切り開いていくスピード感があり、やる気に満ちているかもしれません。本田さんのオンラインサロン「Honda Lab.」に参加している人の多くが30〜40代とのことですが、さらに上の50代以上の人たちは、今の社会変化にどうついていけばいいのでしょうか?

本田 コロナ前だったらまだ猶予がありましたが、コロナ禍で本気で変わらなければいけなくなった。自己進化、つまりトランスフォームしなければ完全に取り残されちゃうだろうなって思います。

――トランスフォームするのにも相当なストレスがかかりますが、何から始めるのがいいでしょう?

本田 まずは、「オンラインサロン」のようなコミュニティーに参加するのも一つの手段だと思います。周りから刺激を受けて変化するようになるだろうし、逆にもし周りに変化を拒む仲間ばかりいると、自分もそういうふうになっちゃうと思うんです。

 これからは自分が属するコミュニティーをしっかり選ばなきゃいけない時代。どのコミュニティーに参加しているのかが、かなり重要になってきます。昔はコミュニティーが会社や学校だったと思うんですけども、今はオンラインでもコミュニティーが増え、どこにいても選ぶことができて、いい時代だと思います。

 僕のオンラインサロンでは、参加者同士がつながって新しいビジネスを始めたりしています。また、いずれ僕のオンラインサロンの中で経済圏を作りたいなと思っています。例えばどこかのレストランに行くとなったら、参加メンバーにレストランのシェフをしている人がいるので、その店に行くと常連並みにケアをしてくれるとか、予約を取りやすくするとか…。そういう人気店シェフや有名人もオンラインサロンに入っていたりすると、メンバーになった瞬間、人とのつながりに近道ができるわけです。

日本の一番の問題は「おじさんがいすぎ」

――コロナ禍で一度在宅勤務を始めたものの取りやめる企業や、そもそも在宅勤務を取り入れない企業もあります。そのような企業に対して、思うところはありますか?

本田 皆がリモートワークである必要はないと思います。日本って皆が同じ方向を向かなきゃいけないと思っているっていうところが間違っていると思うので、それぞれのやり方や考え方があって別にいいと思うんです。ただし今の大学生に、そういう会社だったら働かない方がいいよって僕は言うと思います(笑)。

――それはどうしてですか。

本田 時代に逆行している会社で働いても未来はないし、そこで学ぶこともかなり少ないっていうか、旧態依然のことを今またすり込まれても、どうしようもない。