「自分ひとり」こそ厳しく優しく
視点は「この先どういう姿でありたいか」

 でも、パートナーの有無に限らず、自分ひとりの食事だと適当に済ませてしまう…という人は少なくないですよね。そういう気持ちにならないためには、どんなことを意識すれば良いのでしょうか。

「しなやかな人」だけが知っている心と体の整え方

「もちろん、自分に気をつかえなくなる環境はあるけれど、今この瞬間だけではなく、この先どうありたいか、どういう姿でありたいか、を考えます。自分に対して厳しく優しく。厳しいだけだとしんどいし、ほどよく、が良いと思います」

 黒沢さん自身が今思い描く理想のひとつは「肌ツヤがあること、乾燥していないこと。着飾ったり、メイクで…というよりは、内側から輝くこと」。

 その「内側からの輝き」は食や生活習慣が作るものですが、それは昨年、港区から鎌倉に移住したことで大きく変わったといいます。

 外食をしなくなった今はお惣菜を買うこともなく、基本手作り。港区と比べると、鎌倉は新鮮な野菜や魚が手に入りやすい上にお値段もお手頃です。スーパーではなく、八百屋さんとお肉屋さん、というように個人商店にいくようになったそう。体に良いだけではなく、コミュニケーションという付加価値も生まれ、「地産地消」の食の良さを心身ともに感じているといいます。

 何をどれくらい食べるか、という点では、パーソナルトレーナーからすすめられた「食品カテゴリーマップ」(日本栄養コンシェルジュ協会)を参考にし、糖質が多かった食事を改め、野菜とタンパク質を積極的にとっているとのこと。

 プロテインはドリンクに頼らず食事から摂取、などストイックさがベースにありながらも、夕食は好物のワインを添えて楽しみます。「家で作る食事が一番大切で美味しいもの、外食は家で再現できるように何が入っているのを考えながら食べなさい」というご両親の教えのおかげか、「ほとんど外食」から「ほとんど自炊」の生活にもスムーズに移行できたようです。