リモート営業における
ベストの姿勢とは
リモート営業における「視覚情報」とは「カメラ映り」のことになります。
パソコンのモニターやiPadなどのタブレットを使用してリモート営業を行う場合、カメラの位置や目線で、顧客の受ける印象がまったく違ってきます。リモート営業の成功のカギはここにありますので、しっかり押さえておきましょう。
下の写真は、悪い例の一つです。
顔が画面の下の方に位置しており、これでは顧客に良い印象を与えることは難しいと思います。目線も下の方にあるので少し違和感がありますね。
また、顔がカメラと近すぎたり遠すぎたりするのも、もちろん良くありません。

では、どうすればカメラ映りが良くなるのか。
ベストポジションは、バストアップでしっかり背筋を伸ばした状態です。顎を引くと、さらによいでしょう。イメージとしては、就職の面接時の姿勢です。とはいえ、そこまで硬くなる必要はないでしょう。
あとはカメラの角度ですが、下から見上げるようにすると威圧感が出て、偉そうに映ってしまいます。逆に上から映すと優しい印象になります。ですからカメラの角度は真正面か、やや上からぐらいにしましょう。

Web会議システムでグローバルシェアNo.1企業であるCisco社では、Web面談の際には立って臨むことを推奨しています。
この写真も、実は直立している状態です。環境が許せば直立がベストでしょう。
立つことで、顧客とスムーズなコミュニケーションをしやすくなります。
実際、講演会や歌手のコンサートなどでも、座って話したり歌ったりするケースは少ないですよね。
人が良い声を出したい場合、立って腹式呼吸をした状態がベストなのです。顧客にあなたのベストな声をお届けしたいのであれば、立った状態で話すとよいでしょう。