これを、メダルの個数と開催半年後の日経平均に基づく株式相場リターン(以降半年リターン)の関係にまとめたのが次の表である。

銀、銅メダル獲得数と
半年リターンの関係

 この数値を用いて、メダル数と半年リターンの相関を調べた。まずは、銅メダルから見ていこう。

 縦軸は日経平均の半年リターン、横軸は日本が獲得した銅メダルの個数だ。各点ひとつひとつが、それぞれのオリンピックでの銅メダル獲得数と半年リターンの組み合わせになっている。

 グラフの点線は、メダル個数と半年リターンの関係を一本の直線で示したもので、傾きが右上がりのときはメダルが多いほど半年リターンが上がり、右下がりのときは半年リターンは下がる傾向がある(相関係数という)。

 銅メダルは少しだけ正の相関がある。だから銅メダルの個数が多ければ多いほど、半年リターンが大きくなる傾向がある。

 同様に銀メダルも見てみる。

 銀メダルの場合は傾きがゼロ、ほぼ横一直線なので、銀メダルの個数と半年リターンには関係がなく、メダル獲得とは無関係に半年リターンが決まることがわかる。