葬儀社の一括比較サイトにも注意!

 一括比較サイトは、サービスを利用する人は無料で使うことができます。それでは、一括比較サイトはどこから収益を得ているのでしょうか? そうです。一括比較サイト経由で成約に至った、葬儀社から多額の紹介料をもらっているのです。

 葬儀を依頼する側からすると、支払うトータルの金額は同じです。しかし、目に見えないところで紹介料の授受があるため、葬儀社としては、提供するサービスの質に差をつけることによって、紹介料を回収しようとする心理が働く可能性があります。

 こういった、業界の闇の部分も知っておいたうえで、紹介を利用するのかどうか検討しましょう。

 一方で、信頼できる友人などからの推薦は非常に有効です。実際に葬儀をあげたことのある方から、評判を聞いておくのも良いですね。

「費用を抑えたいから家族だけで」は間違い?

 家族だけで行う葬儀は費用を安く抑えられると思われがちですが、参列者が少なくなれば香典の金額も少なくなるため、トータルで考えると、必ずしも家族葬のほうがよいとは言い切れません。

 参列者の人数には関係なく、斎場の使用料、お花代等の費用は変わりません。トータルの費用を抑えたいのであれば、参列者に比例して増える費用(飲食代・返礼品)を抑えつつ、参列者の人数に制限を設けないのも1つの手です。

 また、家族だけで葬儀を行う場合は、葬儀後の弔問客が多くなる点にも注意しましょう。家族だけで葬儀を行った場合、葬儀に参列できなかった人が、「せめて弔問だけでも」と自宅に訪問することがあります。遺族は弔問客とのスケジュール調整に追われることもあります。
(本原稿は、橘慶太著『ぶっちゃけ相続「手続大全」ーー相続専門YouTuber税理士が「亡くなった後の全手続」をとことん詳しく教えます!』を編集・抜粋したものです)