2.「小さいアウトプット」をもとに営業

ゴウ:この「小さいアウトプット」こそが、副業初心者にとって宝なんです!

マモル:ボクのキャンプ用テントの記事なんかが、宝なんですか!?

ゴウ:はい、それも一つの立派なアウトプットです。マモルさんの実績の一つになるので、そのアウトプットを使って、クライアントに営業をかけられるようになります。

 残念ながら大半のクライアントは、未経験者に仕事を発注したいと思いません。納品されるアウトプットの質がわからないからです。

 受注側として、未経験であることは仕方ありませんが、アウトプットの質だけは相手に伝わるようにすべきです。そのために宝ともいえる「小さいアウトプット」を活用しましょう。

 副業初心者の段階では、アウトプットの完成度が低く、人に見せるのも恥ずかしいかもしれませんが、それでOKです。

 逆に、実力以上にカッコつけてしまうほうが問題。クライアントの期待値を上げてしまってから、それに見合うものが納品できないと、仕事は長続きしません。先方の期待値と、こちらのスキルのすり合わせの意味でも、「小さいアウトプット」には大きな価値があります。

どこに営業をかければいいのか?

マモル:でも、ゴウさん!「小さいアウトプット」ができたとして、実際どうやって仕事を受注すればいいんですか? まったくイメージが湧かないです……。

ゴウ:ザックリいえば、1.クラウドソーシング、2.制作会社や運営会社への直接営業、この2つが初心者にオススメです!

1.クラウドソーシング

 クラウドソーシングとは、仕事を発注したいクライアントと、受注したいワーカーがいる仕事のマッチングサイトです。

 ぶっちゃけ、最初は報酬があまり高くないですが、「初心者でも発注してくれるお客様候補がいる」のが大きなメリット。最初の1件目を受注する場所としては、非常にオススメです。

 代表的なものとして、前述した「クラウドワークス(https://crowdworks.jp/)」「ランサーズ(https://www.lancers.jp/)」などがあります。

 まずはこの2つを登録しておき、気になる案件を見つけたら、自分から提案文を送ってみます。

【再現性アリ】初めての副業で“企業から”仕事を受注する現実的な方法