2.制作会社や運営会社への直接営業
Webサイト制作業者や、メディアの運営会社などに直接営業するのもオススメです。
もしライターやデザイナーなどを募集しているようであれば、募集フォームから応募文を送ればOKです。ただ、募集しているかどうかわからない場合、しかも「企業」に対して営業をかけるのは、ハードルが高いと思われるかもしれません。
ただ実際のところ、多くの会社が人材不足であるため、スキルがハイレベルでなくても、あなたのアウトプットしたもののレベルが、企業側の求めるレベルとマッチすれば、採用してもらえる可能性は十分あります。
そうはいっても、使い回しの定型的な営業文面で、ガンガン採用されるほど甘いものではありません。次の例を参考に、自身の特長を活かした内容にカスタマイズして送ってみましょう。
直接営業のコツ
ゴウ:採用される営業文面のポイントは、「理解」からの「有用」アピールです。
・理解:「ふむふむ、この企業はこんなメディアを運営しているのね」
・有用:「そんな状況だったら、私はこんな形でお役に立てます」
多くの人が、採用してもらいたい一心で、自分の「有用性」ばかりをアピールしますが、そこをちょっと我慢してみましょう。有用性は、相手側のニーズによって変わるからです。
たとえば、相手が「アウトドアのメディアを運営している会社」の場合、そのメディアの目的が「山岳ガイドを採用するためのメディア」なのか、「釣竿を一般消費者に売るためのメディア」なのかで、アピールすべき内容は大きく異なります。
ですから、相手がどういった目的で、どんなビジネスをしていて、何に困っているのか、まずは状況把握から始めましょう。そのうえで、「スキル(実績、ポートフォリオ)」「経歴(業務経験)」「コミット(週or月の稼働時間・量)」の3点が伝えられれば、パーフェクトです。
また、「小さいアウトプット」として、実際に制作したサンプルも同時に提示するのがオススメです。
ライターなら「こういう記事を書いてみました」、デザイナーなら「こういうバナーデザインを考えてみました」といった形です。
もし、今回不採用になったとしても、ずっと使える営業資料になるので、本気でつくってみてください。