そんながんばってゆがんでいる前頭骨のすぐ下には、鼻の骨があります。この鼻の骨が、ググーッと後ろに押されてしまいます。

 とくに影響を受けるのは、篩骨という骨。この骨には、ハチの巣のようにたくさんの穴が開いています。嗅神経からのびている嗅細胞は、この穴を通っていて、に到達した所で外のニオイをキャッチしています。

 篩骨と鼻粘膜の間にある嗅腺は、分泌液(鼻水)を使って、鼻粘膜のニオイをキャッチするゾーンのそうじを担当しています。

 前頭骨をプニッとゆがませ、篩骨が後ろに押され、嗅細胞がキュッと締めつけられると、嗅神経に情報がやってきません。このとき嗅神経は、ニオイをキャッチするゾーンが汚れていると、かん違いしてしまいます。そして嗅腺に「もっとちゃんとそうじをするように」と指令を出すのです。

 こうやってからだは、鼻水が出っぱなしの状態をつくるのです。そうなると、頭がモヤモヤしてきて、ますます集中できなくなってしまうのです。


 次回は「背中の痛み」のメカニズムについて解説します。

<次回に続く>