相手の話にはとことん耳を傾ける
謝罪を受ける相手側にもいろいろ言いたいことがあるはずです。そういう相手側の話は全神経を集中して傾聴しましょう。

途中でヘタに口を挟まないように気をつけつつ、耳を傾け、相手が共感してほしそうなときには共感し、謝ってほしそうなときには謝るようにするのです。

相手の怒りや不平不満のボルテージは、そうやって話しているうちに少しずつ下がってくることが少なくありません。

なるべく、あらいざらい吐き出してもらうようにしましょう。

謝るだけでなく対応策を提案する
謝っただけでは事が済まない場合もたくさんあるでしょう。

もし相手側が何らかの損失や不利益を被ったなら、その問題にどう対応するかの解決策を具体的に示す必要があります。また、二度と同じ失敗を繰り返さないように、今後どういう対策をしていくかを提案することも大事です。

相手側がどんな対応を望んでいるかを読み、事前にしっかりシミュレーションをして解決策を準備しておきましょう。

どれも基本的なことかもしれませんが、その基本が意外とできていないケースが多いのです。

ぜひしっかり遂行して、相手に誠意が伝わる謝り方をするようにしてください。

そして、相手側に許してもらうだけでなく、その謝罪をきっかけによりよい関係を築いていくようにしましょう。