「読者に響く1行目」を作る方法
書き出しの1行目である「読者の問題」を書くときは、読者への具体的な共感ができると、相手により響く1行目を作ることができます。例として「ダイエットに関する記事」を書くとしましょう。
書き出しで「そろそろ本格的に痩せたいな……と感じていませんか?」と書くと、少し内容が薄く感じてしまいますが、「痩せるには筋トレ・運動・食事制限をすればいいのはわかってるけど、正直それができればそもそも太ってないんですよね……」と共感を得やすい文面のほうが読み進めてもらいやすくなります。
読者の悩みにとことん寄り添う
「読者への深い共感」は、ペルソナをしっかり設定し、徹底的にターゲットをイメージしていくことで可能になります。
ターゲットが仲の良い友達であれば、抱えている問題に対しての具体的な言葉をイメージしやすいはずです。
「どうしても薄っぺらい共感になってしまう……」と感じたときは、ペルソナ設定を改めて考えていくのが効果的です。
書き出しのパターンを変える
書き出しのパターンがいつも同じだと、書き手も読者も飽きてしまいます。
「問題への共感」はなるべく最初の1行に設定したいですが、「記事を読むベネフィット」「具体的な解決策」「解決できる根拠」はシャッフルすることも可能です。
例えば、「ダイエット」をテーマにして、「問題への共感」→「解決できる根拠」→「具体的な解決策」→「記事を読むベネフィット」の順番で作ってみましょう。下図を見てください。
このように、シャッフルしても「読者に伝えたいこと」をすべてまとめているため、内容は伝わりやすくなります。
ブログを書くことに慣れてきたら、書き出しを少し工夫してみるのも面白いですね。
(本原稿は、きぐち著『ブログで5億円稼いだ方法』を編集・抜粋したものです)
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