自分にとって何が幸せなのかを考えるきっかけに

――『私はすべて自分で決める。』を読んで、共感した部分があれば教えてください。

 私は今までわりと行き当たりばったりで決めることが多く、それゆえ失敗や後悔も多いです。

 この本に書いてあるように、決めることについて、もっと建設的に考えられるようになると自分を変えることにもつながるのだなと思いました。

――これからの選択や決断に役立ちそうなポイントなどありましたか?

 何かを決めるとき、もっとシンプルに自分が幸せになる方を選べるようになりたいと思いました。

――つい自分よりも周りのことを優先してしまいがちなダイヤモンド・オンライン読者に対してメッセージをよろしくお願いします!

 あの人のことやこの人のこと、さらに世間の風潮まで気にしてしまい、自分にとっての選択でなく、周りに合わせた選択をしてしまうことがあります。

 この本を読んで、複雑な思考になってしまうクセを整理して、自分が何をしたいのか、自分はどういうことが幸せなのか考えてみる。

 そうすることで、自分自身のために決めることができ、それが自分の人生を生きるということなのだなと思いました。

森下えみこ
イラストレーター/マンガ家
静岡県生まれ。コミックエッセイのほか、書籍や広告、雑誌などのイラスト、マンガを手がけている。著書に『マンガでわかる「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』『マンガでわかる「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』(ともにすばる舎)、『40歳になったことだし』(幻冬舎)、『今日も朝からたまご焼き』『独りでできるもん』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『あしたの、のぞみ』『えみこ、開運中!』(ともに日本文芸社)、『まんが 子どものいない私たちの生き方』(小学館)、『脱ペーパードライバー やっぱり運転できるようになりたい!』(ナツメ社)など多数。