もしかして、育ちがいい?
「いい家で育った」と思われる行動ベスト2
「はしり」を取り入れている
冬は餡ものがおいしく感じられるからと、冬の手土産には、きんつばや、どら焼き、豆大福などを選ぶ。
秋には栗やさつまいも、もう少し寒くなってきたらりんごなど、旬の果物をつかったお菓子を手土産に差し上げられると気がきいていますね。
なかでも、特に粋なのは、旬の一歩手前の「はしり」のものをお持ちすること。
まだ、お店で出回る前に差し上げることで、
「あら、もうそんな季節ですね」
と、慌ただしい毎日の中でも一瞬立ち止まり、季節の移り変わりを感じる機会となり、きっと喜んでくださいますし、相手の方を大切に思う気持ちも伝わるでしょう。
暮らしのなかに季節感を取り入れることで、普段のふるまいやおつきあいにも奥行きが出て、あなた自身だけでなく、周りの方にも豊かさを届けることができます。
何より、丁寧な暮らしをしている自分を愛おしく思い、自然に対する感謝と、幸せを味わうことができるのです。
『旬のカレンダー』では、普段の生活のなかの、衣食住にまつわる「これやりたかったのに、もう過ぎてる!」「もっと早く知っていれば!」と思うようなことを400個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、旬のものを味わい、年中行事をたのしむことは、慌ただしい日々のなか、少し立ち止まって心を落ち着けてくれるだけでなく、開運にもつながります。年中行事や季節料理のほか、旬の野菜、魚、手土産選び、花……など、昔なら家庭で祖母や母に教わったような、暮らしと心を豊かにしてくれる様々なことを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。